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この「イラン=ナチ」キャンペーンとマイケル・レディーンについて
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/1163.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 6 月 06 日 18:47:37: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 対イラン:同盟国政府が偽情報を捏造(ティエリ・メイサン;ボルテール・ネット)全訳 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 6 月 06 日 07:21:11)

この「イラン=ナチ」キャンペーンとマイケル・レディーンについて


下の方に貼り付けた文章は、本年1月31日の日付で、ネオコンのネット誌National Reviewで公表されたネオコンのユニバーサル・ファシスト、マイケル・レディーンの論文“When People Freely Choose Tyranny(人々が自由に暴君を選ぶ時)”の一部です。

これって、米国のことを言ってるのかな、と思ったら違うんですね。実にイラン(および他のイスラム諸国)なのです。レディーンは“Islamofascism”(イスラム・ファシズム)なる造語で「イラン=ナチ」キャンペーンにつながる下地を作っています。別にこんな「膏薬と理屈をどこにでも貼り付ける」野郎の屁理屈をまともに受け取る必要も無いでしょう。ただ、こいつがシオニスト・イスラエルの中東戦略の中で最も難しいイラン攻撃を担当していることは明らかですので、注目しておくべきでしょう。

イランの近代史については次のサイトでおおよそまとめられていますので、ご参照ください。
http://www.geocities.co.jp/Berkeley-Labo/6691/rekishi.html
[イランの歴史]
また1953年にCIAに殺されたモサデクに関しては、次に興味深い情報が寄せられています。
http://www.u-air.net/social-science/theses/takahasi-rennsai005.htm
『モサデクのリバイバル』

ただし日本で知られている「イラン史」にはシオニストの姿は影も形も無いのですが、イラン国内には伝統的にユダヤ・シオニストの連絡網があり、1953年のシャー・パーレヴィ復活のクーデターでCIAを援助して国内の反モサデク動きを組織した中心がこの連中だったはずです。そして今日、再び米国の力を利用して、「核施設空爆(核兵器を用いる可能性もある)」による混乱に乗じて、イラン国内でアフマディネジャッド打倒、「自由(シオニストと米国石油資本、およびそれに同調するイラン人中産階級にとっての)復活」クーデターを試みようとしているようです。

1970年以来そのチャンスを虎視眈々と狙ってきたグループの「宣伝係」がこのユニバーサル・ファシスト、マイケル・レディーンであることは言うまでもありません。今回の捏造情報の茶番劇には直接にこのファシストが絡んでいたかどうか分かりませんが、明らかに同じ水路に流れるものです。

(参照)
http://asyura2.com/0505/bd41/msg/826.html
「ニジェール・ウラン偽文書と捏造しすぎた男」【和訳】:ネオ・ファシズムの尻尾?
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/398.html
ユダヤ・ファシズムの系譜:ジャボチンスキーからシャロンまで(4)嘘で世界を操る野郎ども
http://asyura2.com/0601/war77/msg/258.html
アハマディネジャッド、「シオニズムはファシズムである」(IBLNEWS)

以下に、When People Freely Choose Tyranny(人々が自由に暴君を選ぶ時)の一部を貼り付けておきます。興味のある方は全文をお読みください。

*******************************************************************************

http://www.nationalreview.com/ledeen/ledeen200601310805.asp

January 31, 2006, 8:05 a.m
When People Freely Choose Tyranny

【前略】

When people say, as they often do, with a glint of ethnic or cultural superiority in their angry eyes, that Arabs or Africans or Persians or Turks just aren't "ready" for democracy, that such people prefer tyrants, or that they have no history of democracy and are hence incapable of it, or they have no middle class, without which no stable democracy can exist, or they believe in Islam, which brooks no democracy, I try to remind them that some of the worst tyrannies came from highly cultured Christian countries with glorious democratic and humanistic traditions. And I don't think that Periclean Athens boasted a large and flourishing middle class.


Escape from Freedom

The horror of fascism — in many ways the real model for today's terror masters — is precisely its popular success. It's not just that people accept it, or endure it; they embrace it and celebrate it. Today's Islamofascism is very much in that tradition. It has a lot of popular support, as we have seen in elections in Egypt and Palestine (although the Palestinians were offered a Hobson's Choice between two tyrannical organizations), as we saw in the past in Algeria and of course in the Iranian revolution of 1979.

It's not easy for modern intellectuals to accept the true nature of the Islamofascists, because of the long-discredited but still popular theory that revolutions are a good thing, and are invariably a righteous eruption against social and economic misery inflicted by greedy oppressive governments. In that view, revolutions are signs of progress, another step along the road to modernity.

【後略】

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