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(回答先: 米、治安で積極支援へ パレスチナ支援会議 (共同通信) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 02 日 03:23:30)
パレスチナ支援国際会議 治安調整グループで合意 米国主導、維持能力を強化
【ロンドン=蔭山実】中東和平交渉の再開に向けてパレスチナ支援策を協議する国際会議が一日、ロンドンで開催され、パレスチナ自治政府の治安維持能力を強化するために、米国主導の治安調整グループを設置することで合意した。
会議には、米英と欧州連合(EU)、ロシア、アラブ諸国、日本の外相級をはじめ、世界銀行や国際通貨基金(IMF)など約三十の国や機関の代表が出席。ブレア英首相は会議の冒頭で、「中東和平を推進すれば、世界もより安全になる」と強調、和平交渉再開に向けてイスラエルの交渉相手となる新たなパレスチナ体制の構築を訴えた。
会議では、アッバス議長がパレスチナ改革の構想を表明。各代表らはこれを受け、民主主義体制の確立と経済の安定、治安維持体制の整備を柱とした改革実現に向けた取り組み方針で合意することを目指す。その際、EUによる民主体制確立への支援と、世銀の財政支援、米国主導での治安体制の整備支援が柱になる。
並行して米国とEU、ロシア、国連による四者協議(カルテット)で、新中東和平案(ロードマップ)に基づく交渉再開の見通しも検討する。
一方、ライス米国務長官は会議に先立つ記者会見で、「新体制下でのパレスチナは自爆テロの背後にいる過激派と厳しく戦わなければならない」と主張、そのためにも今回の会議を弾みにすることが必要だと訴えた。
ただ、イスラエルとパレスチナの停戦合意はテルアビブでの自爆テロで揺らいでおり、会議への影響も懸念されている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/02int002.htm