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(回答先: 小林容疑者、母親あて２度目のメール「脅迫」で立件へ〔読売〕/「別の女児にもわいせつ」 小１殺害容疑者供述〔朝日〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 2 月 02 日 20:21:16)
ちょっと保存しておいてみてたんですけど、投げるの忘れてました。以下の幾つかの記事は今もリンクが生きているはずです。重複記事があれば御容赦下さい。
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、今月１４日に女児の携帯電話から送られたメールは複数で、そのうちの一つに十数年前に奈良県北西部で起きた殺人事件について記されていたことがわかった。県警捜査本部のその後の調べで、当時の関係者は、誘拐殺害事件には関与していないことが判明。誘拐犯が捜査を混乱させようとしたとみている。
調べによると、メールは１４日午前１時ごろ、両親の携帯に送られた。新たな犯行を予告する内容で、女児の全身像など複数の写真が添えられていたが、これとは別のメールも送信されていた。新たな事件を起こす決意を示す言葉とともに、十数年前の事件について、具体的な日付も含めて触れていたという。
女児の携帯は、連れ去り当日の１１月１７日午後６時半ごろ、奈良県河合町付近で使われた後、午後８時前に同県王寺町のＪＲ王寺駅付近で、同８時４分に王寺駅の北約３．５キロの同県平群（へぐり）町役場付近で使われたことがすでにわかっている。
女児の携帯は、誘拐犯が所持しているとみられ、県警は、誘拐犯が平群町から河合町にかけての県北西部に自宅や生活拠点がある可能性が高いとみている。十数年前の事件の発生場所と地域が重なることから、関連を慎重に調べている。
ただ、事件は当時、報道されるなどしているため、県警は、捜査を撹乱（かくらん）させる狙いだったとみている。
(04/12/20)
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200412310012.html
容疑者を送検、精神鑑定しない方針 奈良小１女児誘拐
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、県警捜査本部は３１日、小林薫容疑者（３６）をわいせつ目的誘拐容疑で奈良地検に送検した。小林容疑者は事件当時の状況を具体的に供述しているといい、同地検は責任能力に問題はないとして、現時点では精神鑑定をしない方針を明らかにした。 (04/12/31
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200412310021.html
送信画像と同じタオルケットに血痕 容疑者宅で県警押収
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷町勢野東１丁目、元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者（３６）の自宅から、県警捜査本部が血痕のついた白色のタオルケットと、縦じま模様のクッションを押収していたことがわかった。県警は、殺害された女児（７）の携帯電話から母親（２８）の携帯にメールで送りつけられた写真に写っていたものと同一と断定。室内の様子が写真の背景と酷似していることから、小林容疑者が自宅で女児の写真を撮影したと判断した。
調べでは、小林容疑者宅はマンション２階の６畳のワンルーム。３０日の家宅捜索で、白地に柄入りのタオルケットと、濃い灰色と茶色の縦じま模様が入った細長いクッションが見つかった。
女児が連れ去られた昨年１１月１７日午後８時すぎ、女児の携帯から母親の携帯にメールが送信され、「娘はもらった」との文言とともに、タオルケットの上に寝かされ、クッションに頭を乗せた女児の写真が添えられていた。県警は３０日の捜索で押収したタオルケットとクッションを分析した結果、添付写真に写っていたのと同じであると確認した。
タオルケットには少量の血がついていることも分かり、県警は女児の血液ではないかとみて鑑定を進めている。室内から採取した毛髪についても詳しく調べる。
また、写真には白っぽい壁とベージュ色のカーペットが写っていたが、小林容疑者宅の室内の壁も白色で、床に敷かれていたカーペットはベージュ色だった。写真に写っていた薄黄色のカーテンもあったことから、県警は、写真の撮影場所は自宅だったと結論づけた。小林容疑者は調べに対し、「浴槽に頭をつけた」と供述し、自宅で女児を殺害したことを認めている。
また、県警は小林容疑者宅の捜索で、少女の裸などが映ったビデオ約１００本のほか、多数の雑誌、写真、女性の下着約１００枚などを押収。室内は私物が散乱していたが、ビデオはカラーボックスにきちんと並べてあったほか、雑誌から切り抜いたとみられる少女の写真がきれいに整理されていたという。
小林容疑者は昨年７月から奈良県河合町にある新聞販売所に勤務し、従業員向けに販売所が用意した部屋に入居していた。 (05/01/01)
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200501020002.html
自宅に別の女児の下着 小林容疑者、幼女に執着
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷（さんごう）町勢野（せや）東１丁目、元毎日新聞販売所従業員小林薫容疑者（３６）の自宅からの押収品に、女児とは別の名前入りの少女用下着や水着があったことがわかった。同容疑者の携帯電話には児童ポルノの画像なども多数保存されていた。県警捜査本部は、幼い女の子への強い執着が今回の事件の引き金になったとみて余罪を調べる。
調べによると、小林容疑者の自宅マンションからは、女性の下着約１００枚のほか、少女の裸などが映ったマニア向けのビデオテープ約１００本、雑誌や単行本約２０冊が見つかった。雑誌から幼女や少女の写真を切り抜きしたファイルもあったという。
小林容疑者は、殺害した女児の写真を、女児が持っていた携帯で撮影し、自らの携帯に送っていた。県警は「コレクション」として自分の手元に置くためだったとみている。携帯に保存していたポルノ画像はインターネットから取り込んだとみられ、知人に「１００枚以上、保存している」と見せびらかしていたという。 (05/01/02)
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200501040032.html
女児の持ち物、げた箱や棚に 奈良・誘拐殺害
http://www.asahi.com/special/041215/images/TKY200501040144.jpg
小林容疑者の自室の様子
奈良市の小学１年の女児（７）が誘拐され殺害された事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷（さんごう）町勢野（せや）東１丁目、元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者（３６）の自室の詳しい様子が関係者の証言でわかった。少女用の水着などを使って手作りした「人形」があることが判明。室内は雑然としていたが、被害女児の持ち物だった携帯電話やランドセルなどは棚やげた箱に保管され、小林容疑者の幼い女の子への執着心がうかがえるという。
小林容疑者の自宅は３階建てワンルームマンションの２階の６畳間。
手製の「人形」は、流し台の横のクローゼットから見つかった。スクール水着に女性用の下着を詰め込んで厚みを出し、少女のような姿にしていた。
クローゼットには自分の服のほか、幼い子どものものを含む多数の女性用下着もあった。自分の服は雑然と放り込んでいたが、女性の下着はきちんとたたまれていた。約１００本のビデオテープや少女の写真雑誌も棚にきちんとそろえて入れられていたという。
女児の携帯は、棚に置かれた箱の中から見つかった。ランドセルやジャンパー、靴など女児のほかの持ち物は、玄関横のげた箱にまとめて入れられていた。
玄関を入ってすぐ左側に浴室がある。小林容疑者は昨年１１月１７日、下校途中の女児を車に連れ込み、自宅に引き入れたとされ、奈良県警捜査本部の調べに対し、この浴槽で女児を水死させたことを認めている。
フローリングの床にはベージュ色のカーペットが敷かれていた。女児を連れ去った１１月１７日の夜に母親（２８）の携帯電話に送った女児の画像には、このカーペットなどが写っており、部屋の位置関係から、窓際の隅が撮影場所だった可能性が高い。画像に写っていたクッションとタオルケットは、クローゼットにしまわれていた。
床には私物が散乱していた一方で、女児の携帯やランドセルなどがきちんと保管されていたことから、県警は、決定的な証拠になる女児の持ち物を捨てられないほどの執着心があったと判断。事件の動機につながる可能性があるとみて、さらに詳しく調べる。 (05/01/04)
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200501040047.html
女児画像「手元に置きたかった」 携帯転送の動機供述
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷（さんごう）町勢野（せや）東１丁目、元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者（３６）が、女児の携帯電話で撮影した女児の画像を自分の携帯に送信した理由について「手元に置いておきたかった」と供述していることがわかった。女児のランドセルやジャンパー、靴なども自宅に保管しており、奈良県警捜査本部は収集欲が強かったのではないかとみている。
調べでは、小林容疑者は昨年１１月１７日午後１時５０分ごろ女児を車に連れ込み、午後８時４分に女児の携帯から母親（２８）の携帯に女児の写真をメール送信した。女児は携帯を首にかけていたが、誘拐直後に車内で取り上げて電源を切ったと話しているという。
１２月１４日未明に、この写真を女児の家族あてに再び送信した際、自分が使っていた携帯にも同時に送った。女児の遺体は誘拐当日に奈良県平群（へぐり）町内に遺棄しており、ふだん持ち歩いている自分の携帯に写真を保存しておこうと考えたとみられる。県警は、犯行を裏づける物証をあえて手元に残した点が動機解明にもつながるとみてさらに調べる。
小林容疑者の携帯には女児の写真以外に、インターネットから取りこんだわいせつ画像も大量に保存されていた。
(05/01/04)
http://www.asahi.com/special/041215/OSK200501050040.html
自室に女児残し外出、アリバイ工作か 小林容疑者
奈良市の小１女児（７）が殺害された事件で、奈良県警捜査本部は元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者（３６）＝わいせつ目的誘拐容疑で逮捕＝が、誘拐後すぐに奈良県三郷（さんごう）町勢野（せや）東１丁目のマンションの自室へ連れ込んで殺害を図ったとみている。直後に女児を室内に残したまま、勤務先に姿を見せていたといい、アリバイ工作だったとみられる。
調べによると、小林容疑者は昨年１１月１７日午後１時５０分ごろ、女児の自宅近くの奈良市内の路上で「おうちに送ってあげる」と言って車に乗せたとされる。この後すぐに現場から約１０キロ南に離れた自宅に連れ込み、「浴槽の水に女児の頭をつけて殺害した」などと供述した。
さらに午後３時ごろ、自宅の約３キロ南東にある新聞販売所に姿を見せ、同僚らに「野菜を安く売っていたから」と配っていた。
こうした経緯から、小林容疑者が浴室で女児の殺害を図ったのは誘拐後約１時間以内の午後２時台で、女児を自室に残したまま勤務先へ向かったのはアリバイがあるように見せるためだったと県警はみている。
司法解剖では、女児の死亡推定時刻は１７日午後４〜１０時とされており、県警は、女児が浴槽に頭をつけられた後、しばらくは仮死状態だった可能性もあるとみている。
小林容疑者は女児の携帯電話で撮影した女児の写真を自分が使っている携帯に転送。周囲に見せびらかしたことについても「アリバイづくりのためだった」と意味の通らない供述をしている。
(05/01/05)
http://www.yomiuri.co.jp/features/nara/200501/na20050103_01.htm
「手かまれ、かっとした」小林容疑者が供述
奈良市の小１女児誘拐殺人事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された毎日新聞販売所の元店員小林薫容疑者（３６）が奈良県警奈良西署の捜査本部の調べに対し、「いたずらしようとしたら抵抗されて、手をかみつかれ、かっとなった。風呂場に連れて行き、顔を浴槽の水の中に押し込んだ」などと殺害に至る直接の動機について具体的に供述していることが、２日、わかった。
女児の首には強い力を加えられたことによる損傷が確認されており、県警は、この時、強い殺意があったとみているが、女児の遺体を傷つけるなど小林容疑者には残虐な側面があり、殺害を事前に考えていたのかどうかなど、さらに詳しく追及する。
一方、小林容疑者の自室から、女児用の下着や体操服など約１００枚が見つかった。小林容疑者は「幼い女の子の水着や下着などを盗んでいた」と供述している。県警は幼い女児に強い関心を持っていたことを示す物証としている。
小林容疑者は最近も、携帯サイトからわいせつ画像を取り込むなどしていた。
( 2005年1月3日付 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/features/nara/200501/na20050104_01.htm
ランドセル、ジャンパー「記念になる」と保存
小林容疑者供述
奈良市の女児誘拐殺人事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された毎日新聞販売所の元店員小林薫容疑者（３６）が奈良県警奈良西署の捜査本部の調べに対し、女児のランドセルやジャンパーなどについて「（女児の）記念になるので捨てずに部屋に置いていた」と供述していることが３日、わかった。捜査本部は、幼女の所持品に執着する小林容疑者の異常心理の解明を急いでいる。
捜査本部がランドセルなどの犯人の特定につながる「物証」を手元に置いていた理由を追及したところ、小林容疑者は、女児の記念品であり、コレクションの１つだったとの趣旨を具体的に供述したという。
これまでの調べでは、小林容疑者が送りつけたメール画像には、白っぽいソファベッドに敷いたタオルケットの上に女児が寝かされていた。小林容疑者はタオルケットは「捨てた」としており、ソファベッドについては昨年１２月下旬、「セミダブルを買ったので不要になった」などと知人に譲り渡していたこともわかった。捜査本部はソファベッドを押収した。
この行動について、小林容疑者は、証拠隠滅を図ったともとれる供述をしているというが、携帯電話などを所持していたことと矛盾するため、小林容疑者をさらに追及する。
金銭トラブル繰り返し転々
小林容疑者は、同僚の金をくすねたり店の金を持ち逃げしたりするなど金銭トラブルを繰り返しながら、職を転々としていたことが３日、わかった。自分がやった盗みの話題を切り出して「潔白」を装ったものの、逆に不審がられてばれたことも。うそで言い繕おうとする態度は、今回の事件で、自ら「疑われている」と周囲に漏らしたり、「インターネットから取り込んだ」と言って女児の遺体画像を見せびらかしたりした「奇行」とも重なる。
約１４年前、小林容疑者の就職先で、社員の財布から約３万円が盗まれたことがあった。翌日、小林容疑者は、別の同僚男性に「僕も部屋からお金を盗まれたんです」と話しかけてきたという。
男性は、聞かれもしないのに突然、被害者と言い出した小林容疑者をおかしいと感じ、「正直に言え。今なら警察には言わない」と強い口調で追及すると、小林容疑者は「すみません。僕が盗みました」とあっさり白状し、涙をこぼして土下座までしたという。男性は「見え透いたうそと言い逃れをするやつだった」と振り返る。
( 2005年1月4日付 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050104ic02.htm
女児誘拐殺人の小林容疑者、金銭トラブル繰り返す
奈良市の女児誘拐殺人事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された毎日新聞販売所の元店員小林薫容疑者（３６）は、同僚の金をくすねたり店の金を持ち逃げしたりするなど金銭トラブルを繰り返しながら、職を転々としていたことが３日、わかった。
自分がやった盗みの話題を切り出して「潔白」を装ったものの、逆に不審がられてばれたことも。うそで言い繕おうとする態度は、今回の事件で、自ら「疑われている」と周囲に漏らしたり、「インターネットから取り込んだ」と言って女児の遺体画像を見せびらかしたりした「奇行」とも重なる。
約１４年前、小林容疑者の就職先で、社員の財布から約３万円が盗まれたことがあった。翌日、小林容疑者は、別の同僚男性に「僕も部屋からお金を盗まれたんです」と話しかけてきたという。
男性は、聞かれもしないのに突然、被害者と言い出した小林容疑者をおかしいと感じ、「正直に言え。今なら警察には言わない」と強い口調で追及すると、小林容疑者は「すみません。僕が盗みました」とあっさり白状し、涙をこぼして土下座までしたという。男性は「見え透いたうそと言い逃れをするやつだった」と振り返る。
(2005/1/4/03:07 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050104ic07.htm
強い者に従順、弱者を虐待…小林容疑者に「二面性」
奈良市の女児誘拐殺人事件で逮捕された小林薫容疑者（３６）には、相手が自分より強いか、弱いかという基準で態度をひょう変させる二面性があったと、小・中学校の同級生は話している。
中学時代に受けたいじめに仕返しするかのような「弱い者いじめ」。その対象は、年少者、障害を持つ同級生、動物へと向かった。
「目立たない」「存在感がない」。小学校の同級生が覚えている小林容疑者は、内気で、口数が少ない少年だった。
だが、小、中学校を通じて後輩だった男性（３２）は、「ガキ大将」的な側面が印象深かったという。「年下の子どもには、遊びの中でも命令口調で君臨していた」
中学時代の同級生だった女性によると、小林容疑者はいじめられっ子の生徒に、度々ちょっかいを出していたという。同じクラスだった男性は、小林容疑者が障害を持つ生徒を殴り、いじめているのを覚えている。
一方、このころの小林容疑者は、自分より強い不良グループのような存在には逆らわず、命令に従い、使い走りもさせられていたという。逮捕当日まで小林容疑者が勤務していた新聞販売店周辺の住民は、小林容疑者が周りに誰もいないのを見計らって、店で飼っている犬に殴るけるの虐待を加える姿を、何度も目撃している。
(2005/1/4/14:48 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050104i106.htm
誘拐現場「女の子探し何度も往復」…小林容疑者
奈良市の女児誘拐殺人事件で、毎日新聞販売所の元店員小林薫容疑者（３６）が奈良県警奈良西署の捜査本部の調べに対し、「女の子を探しに、知っている場所に行った。周辺を車で何回も往復した」と供述していることが４日、わかった。
小林容疑者の乗った車が犯行時間帯に３回、近くのマンションの防犯カメラに映っていたことも判明。県警は、小林容疑者が計画的に犯行場所を選んだ可能性が強いとみている。
調べによると、小林容疑者は昨年１１月１７日午後１時５０分ごろ、女児を誘拐した。現場の市道は、女児の自宅から北西約１５０メートル。小林容疑者は当初、「（女児とは）面識がなくだれでもよかった」としていたが、さらに「周辺を行き来するうちに、下校中の女児を見つけて声をかけた」と詳しく自供し始めたという。
小林容疑者は、新聞販売所を転々としていた。別の販売店で４か月間、勤務した際に、誘拐現場に近い地域の配達を担当していたこともあった。
また、県警がマンションの防犯カメラを分析した結果、緑色の車体の一部が映った画像が３カットあり、小林容疑者が事件当時、乗っていた知人名義の滋賀ナンバーのトヨタ「カローラ２」と断定した。
この画像で、運転していた男は襟に白線の入ったジャンパーを着用しており、小林容疑者の自宅から押収したジャンパーと一致した。車は昨年１０月から、交通事故で入院中の知人に借りていた。
(2005/1/4/14:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050106ic04.htm
小林薫容疑者、自分の携帯でも殺害女児を撮影
奈良市の女児誘拐殺人事件で、毎日新聞販売所の元従業員小林薫容疑者（３６）が、女児の携帯電話とは別に、自分の携帯電話でも女児を撮影していたことが５日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
この画像は、小林容疑者が犯行直後と昨年１２月１４日に、母親に送り付けた２種類の画像と背景は同じだが、少し違いがあった。
(2005/1/6/03:11 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050106ic11.htm
「布団にくるみ車で運び遺棄」…小林容疑者供述
奈良市の女児誘拐殺人事件で、毎日新聞販売所の元従業員小林薫容疑者（３６）が、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べに対し、「遺体を布団にくるんで車で運び、午後１０時ごろに遺棄した。布団は捨てた」と供述していることが６日、わかった。
不明な部分が残る同容疑者の犯行の中で遺棄に関する具体的な状況が明らかになるのは初めて。捜査本部は、布団の発見を急ぐとともに、小林容疑者の事件当日の行動解明に全力をあげている。
捜査本部が、事件のあった昨年１１月１７日の動きを追及したところ、「午後８時半ごろに知人の訪問を受けた」と供述。その後、布団に包んだ遺体を同県三郷町のワンルームマンション２階にある自宅から抱えて運び出し、車の座席に乗せて北約５キロの同県平群町の側溝に午後１０時ごろ、遺体を放置し、「布団も捨てた」と説明したという。
(2005/1/6/14:38 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050107k0000m040167000c.html
奈良女児誘拐殺害：容疑者が使った車の助手席付近から血痕
奈良市の小１女児（７）が誘拐、殺害された事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷町勢野東、元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者（３６）が使っていた乗用車内から、女児のものとみられる血痕が見つかった。小林容疑者は知人から借りていた車に遺体を乗せ、同県平群（へぐり）町の造成地に遺棄したと供述しており、捜査本部は、布やシートで隠して遺体を運んだとみている。
調べでは、小林容疑者は昨年１１月１７日午後１時５０分ごろ、女児を車で誘拐。自宅に連れ込んだ直後、浴槽に顔をつけて水死させ、体の一部も傷つけた。遺体は翌１８日未明、小林容疑者宅から約５キロ離れた平群町の道路側溝で見つかり、衣類などに血が付着していた。
小林容疑者は１０月上旬から知人の車を借り、事件当日も同じ車を使ったと供述。捜査本部が車を検証した結果、助手席付近から血痕を検出した。女児の血痕は、小林容疑者宅の床や座椅子などからも見つかっている。小林容疑者は１１月１７日夜、女児の遺体を撮影した画像を母親にメール送信した後に車で遺体を運んだという。
毎日新聞 2005年1月7日 3時00分
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
