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(回答先: 奈良女児殺害、心の変遷たどる「情状鑑定」請求へ/奈良・女児誘拐殺人、小林被告を脅迫罪でも起訴へ〔読売〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 2 月 08 日 21:35:32)
奈良の女児誘拐殺人、小林被告を殺人罪などで追起訴http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050209i206.htm
奈良市の女児誘拐殺人事件で、奈良地検は9日、毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(36)を殺人、強制わいせつ致死と死体損壊、死体遺棄、脅迫の罪で追起訴した。
地検は、殺害時の小林被告の行為が極めて悪質であり、殺人と強制わいせつ致死の2つの罪を構成する「観念的競合」にあたると判断した。
起訴状によると、小林被告は昨年11月17日午後3時20分ごろ、奈良県三郷町の自宅の風呂場で、女児に触れるなどしたうえ、浴槽に約5分間、沈めて殺害。同7時20分ごろ、遺体をフォークで傷つけ、同10時ごろに同県平群町の側溝に遺棄した。さらに、12月14日午前0時ごろ、母親に妹を狙う趣旨で脅迫メールを送りつけ両親を脅した。
地検は小林被告の動機、殺意の形成時期は起訴状に記載せず、犯行の計画性を含めて、公判の立証段階で明らかにする方針。
小林被告は女児に対するわいせつ目的の誘拐罪で起訴されており、今回の起訴事実を全面的に認めているが、真摯(しんし)な反省の態度を見せていないという。
また、奈良県警奈良西署の捜査本部は今後、別の女児を写真撮影するなどした強制わいせつ容疑や、下着の窃盗容疑について、今月中にも追送検する。
(2005/2/9/22:27 読売新聞 無断転載禁止)
逮捕のきっかけとなったのは、女児の携帯電話からの2回目の脅迫メールだったが、県警は一時、携帯の通信記録のチェックを怠っていた。捜査幹部の1人は「もっと早く逮捕できたかもしれない」と漏らした。
昨年12月14日午前零時ごろ、県警で保管していた母親の携帯電話に「次は妹だ」とのメールが届いた。捜査員らは唖然(あぜん)とした。
県警は11月17日の発生当時、女児の携帯の全通信記録を分析、同月末にはこの携帯の送受信を中継した基地局の全記録も調べた。だが、遺体発見後は使われた記録がなく、追跡捜査を打ち切っていたのだ。
2回目の脅迫メール後、急きょ記録を調べ、小林被告が12月8日、自分の携帯に女児の画像を転送していたことが判明した。
また県警では、奈良県内の過去の性犯罪者や不審者をリストアップした。その数約800人。しかし、小林被告の名はなかった。
これまでに2度、強制わいせつ罪で起訴されているが、いずれも大阪府での事件。奈良のリストからは漏れていた。ある捜査員は「県内のリストの確認だけでも人手をとられ、他府県警の照会まで手が回らなかった」と振り返った。
(2005/2/10/03:08 読売新聞 無断転載禁止)