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(回答先: 軽挙にかんして 投稿者 フニャコ 日時 2005 年 2 月 16 日 19:33:37)
目的論的思考のわなにハマってしまいますと、奇妙な理屈が成立してしまうことが・・・
地球は人類を出現させるために誕生した
鼻は眼鏡をかけるために進化した
ショウジョウバエは遺伝学の進歩に貢献するために存在する
・・・・
(そんなハズないやろう!そら、レトリックとしては面白いかもしれんが)
地球の年齢は、約46億年といわれています。大体寿命は、あと50億年という。
人間の年齢で考えてみます。寿命85歳とすると、大体折り返し(40歳過ぎ)ぐらいですか。
で、あと50億年すると、太陽の寿命が尽きますが、その超新星となって燃え尽きる前に膨張して地球もその中に巻き込まれ、他の惑星もろとも燃え尽きてしまいます。そして宇宙の塵となって、・・・・・・・。また無限ループです。
50億年たてば、地球も滅びる。ってことは、われわれは滅びるために現在を生きている(この理屈はどう考えたっておかしい)。
時間軸をどこで区切るかによっても、目的を何をするのかによっても、いろんな目的論的思考を設定できます。
ただいえることは、人類がいようがいまいが、50億年後にはなくなってしまうということです。
それを、認識できる知性をもった生物体が存在しないと、宇宙の歴史も、人類の滅亡も
ないということに。
「自己の死とは、存在しない」とは、ギリシャの哲学者エピクロスが言ったように覚えているが、宇宙はそういうものとしてあるとしか言いようがありません。
キリストなど一神教起源の宗教は、この「おかしすぎる」目的論的思考に陥っているのに、まったく気づいていません。お前ら自覚無さすぎ!聖書、聖職者しかり。
ダーウィン理論を恣意的に解釈した社会進化論もその典型です。
気宇壮大な妄想になってしまいました。何が言いたいのか、えてして人間はその事象には必ず目的があるという、目的論的思考に陥りやすい。そうでない、まるで「道(タオ)のように」そういうもんだ、としか言いようのないものは、実は多いのだ。
いいたい事がまとまってません。ただただ思いを吐き出しただけで、みっともなくて
申し訳ありません。
フニャコさん、まんまんちゃんさん、すみません。