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(回答先: 西部グールプ買収を提案、米ゴールドマン総額9000億円 (日本経済新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 25 日 03:22:05)
【続報】西部グールプ買収を提案、米ゴールドマン総額9000億円 (日本経済新聞)
2005/3/25(金) 朝刊 (1面)日本経済新聞
米投資銀行ゴールドマン・サックスが西武鉄道グループに
総額約9千億円で同グループを買収する提案をしたことが
24日明らかになった。
みずほコーポレート銀行などが主導する西部グループ経営改革委員会(改革委、委員長・諸井虔太平洋セメント
相談役)はグループ企業の解体・再編と2千億円の増資を柱とする最終報告を25日にまとめる。
ゴールドマンの提案は改革委の再建策への対抗案となる。
複数の西部グループ関係者によると、ゴールドマン側は、「中核会社のコクドが保有する西部鉄道株の買い取りと
コクドの有利子負担肩代わりを申し入れてきた」という。
西部株の買い取り価格は1株1600円程度のもよう。昨年12月の上揚廃止時(485円)の約四倍、昨年10月
の有価証券報告書の虚偽記載公表で暴落する直前(1081円)に比べ500円強それぞれ高い水準だ。
コクドと100%子会社のプリンスホテル(東京・渋谷)が保有する西部株は発行済み株式の71.51%に当たる
約3億株(2005年1月末時点)で、1株1600円で換算すると4960億円。
これにコクドの有利子負債3540億円とプリンスホテルの有利子負債520億円(いずれも今3月期見込み)を
加算すると、ゴールドマン提案の買収総額は概算で9000億円に達する。
実現すれば、日本企業を対象にした合併・買収(M&A)としては過去最大規模になる。
ゴールドマン側は、国内で約1万5千ヘクタールともいわれる西部グループの保有土地を傘下に収め、国内外に
あるホテルやゴルフ場、スキー場など主要169施設の資産を選別し、事業基盤を再構築する考えとみられる。
西部の保有施設については他の外資も関心を寄せており、ゴールドマンは思い切った価格提示で取得に意欲を
示しているもようだ。
ゴールドマンは西部グループの主力銀行の一つで、改革委の中心メンバーでもある
三井住友銀行」と提携関係にある。