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宗教国家アメリカ、連邦政府が「十戒博覧会」を後援(IBLNEWSより)
12月9日付のスペイン語電網新聞IBLNEWSは米国連邦政府が「十戒博覧会」を後援していることを報道しています。ご存知の通りモーゼの十戒はキリスト教、ユダヤ教の両方にとって共通のベースです。ブッシュ政権が宗教を操って「終末論的戦争政策」に対する国内支持を固めようとしていることは明らかで、やがて現代版異端審問と魔女狩りが(一部はすでに始まっているのでしょうが)文字通り本格化するかもしれません。
もちろんその裏に、世界に対する米国支配層とイスラエルの利益を強化し拡大する意図、またアラブ世界との「十字軍」(冷戦に代わる「文明間戦争」の対立構造)を煽る軍産複合体の意図があることはわかっていますが、ミイラ取りがミイラになるように、いつの間にか宗教観の方が主役にならないとは限りません。
この記事は非常に短く、一つ一つに説明がほとんどありません。『十戒の展示会』はモーゼの十戒を書いた石版の展示なのか、それ以外のものも含まれるのか、よく分かりませんし、『政府所有の建物』がどこなのかも書かれていません。
『裁判所に「モーゼの十戒」の石版のコピーを持っているケンタッキーの二つの郡』についてはそのニュースをどこかで見た記憶があるのですが、詳しいソースをご存知の方がおられれば教えてください。
またここに書いてある『ある教会とカリフォルニア州政府との間で開かれる裁判』『カリフォルニアの教育現場に対しての支援』というのが具体的には何の事件を指しているのかよく分かりません。ご存知の方は教えてください。
『米国政府はすでに議会での宗教に対する好意的な姿勢を明らかにしており』の中の「宗教」とはもちろんキリスト教のみを指すと思われます。(いくらなんでもアラーとかアマテラスではないでしょう。)
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【拙訳】
http://iblnews.com/txt/noticia.php?id=120727
連邦政府は十戒の展示会を援助
・ブッシュ政権は昨日、最高裁に政府所有の建物で十戒の展示会を開く緊急の許可を迫った。そしてこの手段を用いて、来年に口頭弁論が始まる予定のある教会とカリフォルニア州政府との間で開かれる裁判に対する連邦政府の姿勢を示す、というおまけをつけた。
2004年12月9日 IBLNEWS特派員
米国政府はすでに議会での宗教に対する好意的な姿勢を明らかにしており、その中には国旗に誓いを立てる「神の元に」という言葉に反対する要求に対しての拒否も含まれる。
ワシントンはカリフォルニアの教育現場に対しての支援をしたし、現在、裁判所に「モーゼの十戒」の石版のコピーを持っているケンタッキーの二つの郡を支持している。
ACLU(アメリカ市民の自由のための連合)は、マックレアリとプラスキの二つの郡に、その展示は宗教の強制による憲法違反であると言って中止の要望を出し、この組織は要求を通した。二つの郡は最高裁に上告し、この裁判は来る1月か2月に口頭弁論が始まるだろう。
【拙訳終わり】