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(回答先: 【韓国・盧大統領】「一部国家の北朝鮮体制崩壊考えで北が不安・危機感」 [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 07 日 15:08:24)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が連日して北朝鮮と米国の間に波紋を広げる可能性のある発言をしている。北朝鮮が聞くには良い発言だが、米国の立場からは気分を害する恐れのある内容も少なくない。
盧大統領が韓半島問題に大きい影響力を持った米国を相手に、引き続きこのような発言をしているのは、一部の指摘のように単に「度胸のある外交」とだけ見ることはできなさそうだ。
▲米国と事前調整したか
盧大統領の発言の背景を推し量るいくつかの端緒中、一つが先日のチリのサンティアゴでの韓米首脳会談中、ブッシュ大統領と盧大統領が交わしたという対話内容だ。
当時会談で、ブッシュ大統領は盧大統領に北朝鮮の体制問題に触れながら、「体制変化なしにはこの問題(核)は解決しない」と述べ、盧大統領はこれに対し、「私は考えが違う」とし、自分の判断と根拠を説明したと伝えられた。
ブッシュ大統領は盧大統領の話を聞いて「あなたの考えが正しい」、「良い指摘(グッドポイント)」と述べたというのだ。この部分は当時公開されなかったが、今は関係者らの間ではこのような対話があったということが伝えられている状態だ。
盧大統領がこの時、自分の路線に対し米国の了解を得たと判断したら、相当な自信を得たはずだ。盧大統領は英国訪問当時、ブレア首相にも長い時間を割いてこのよう状況を説明したと伝えられた。大統領府側はブレア首相に「詳しくブリーフィングした」と表現している。
▲北朝鮮と間接的に話し合っているか
盧大統領の相次ぐ発言と関連、随行員たちは「情報と判断、意志がすべて入り混じっている」と言っている。ならば、盧大統領が確保した情報とは何か。
最近、盧大統領が北朝鮮の立場の説明を受ける機会は三度あった。盧大統領は今年10月ベトナムで開かれたアジア欧州会議(ASEM)会議当時、予定なしに温家宝中国首相と40分間、会談した。
温家宝首相は当時、日本側の会談要請も断り盧大統領に面談を要請した。盧大統領はまた、最近ラオスで開かれたASEAN+3会議で韓中日3国の首脳会談を終えた後、すぐに温家宝首相とまた面談した。この時、北朝鮮の意思が中国を通じて伝達された可能性がある。
先日訪韓した国連総会議長を通じて北朝鮮の意思が伝達された可能性もある。北朝鮮を訪問し韓国入りした国連総会議長は「北朝鮮が米国に伝えてほしいとしたメッセージがある」と明らかにしている。
盧大統領がこのようなルートを通じて北朝鮮側の希望や要求事項を伝達されたのなら、多少無理をしてでも積極的に乗り出さなければならないと判断した可能性がある。
▲政府関係者らは否定
しかし、盧大統領を随行中の高位関係者は「北側からは何ら連絡もなかった。なぜかは分からない」と話した。他の関係者も「北朝鮮がまさに合理的選択をするだろうという前提の上で論理を展開しているが、その前提が間違っているとすれば、すべての論理が崩れるほかない」とした。
同関係者は「今は北朝鮮核問題を他の方向に導くため、われわれが積極的に声を発するほかない状況であるだけ」と述べた。
パリ=辛貞録(シン・ジョンロク)記者 jrshin@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/20041206000069.html