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(回答先: 集団的自衛権の明文化について 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 11 月 18 日 10:51:16)
「集団自衛権」は、軍事同盟という言葉が醸すおどろおどろしさを避けるために、相互防衛軍事同盟を締結できる国権を言い表す戦後的表現です。
U.N.(国連)は「連合国」の意訳なのでわかりにくくなっていますが、基礎は軍事同盟であり、U.N.への加盟は軍事同盟に加わることを意味します。
日米安保条約は米国のみが日本の防衛に関与し日本は米国の防衛に関与しない内容なので、米国による日本の「保護国」化条約であり、相互防衛軍事同盟(「集団自衛」)の範疇には入りません。
「攻守軍事同盟」は、「集団自衛」(相互防衛義務)を包摂しつつ同盟国の先制攻撃にまで付き合うという過剰な軍事同盟です。
(日本のイラク派兵は、まさに法的根拠なき「攻守軍事同盟」の行使です)
自衛隊という呼称であれ、自衛軍という呼称であれ、国家が軍事機構を保持するのなら「傭兵制」ではなく「徴兵制」が望ましいと思っています。