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(回答先: めぐみさん?「遺骨」持ち帰る、DNA鑑定へ [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 15 日 16:18:44)
第3回日朝実務協議から帰国した外務省の藪中三十二(みとじ)アジア大洋州局長らは15日午後、小泉首相や拉致被害者の家族連絡会などに協議結果を報告した。
それによると、北朝鮮側は今回、安否不明の拉致被害者10人について、「8人死亡、2人未入国」との従来の説明を変えず、死亡したとする6人の写真やカルテなどの物証を提供した。横田めぐみさんのものだとする遺骨も含まれている。
また、特定失踪(しっそう)者の加瀬テル子さんら5人については、「入国未確認」と回答した。政府は、北朝鮮側の説明には不自然な点が多いとして、持ち帰った物証の分析や鑑定を急ぐ方針だ。
政府は、横田めぐみさんのものだとして北朝鮮側が提供した遺骨について、警察庁科学技術研究所などでDNA鑑定を行い、確認を急ぐ。
関係者によると、北朝鮮側が政府代表団に提示した物証は、<1>安否不明の拉致被害者10人のうち、横田さん、石岡亨さん、有本恵子さん、松木薫さん、市川修一さん、田口八重子さんの計6人分の関連資料<2>拉致実行犯2人の北朝鮮の裁判記録の写し――など。
北朝鮮側は過去に日本側に提示した8人の死亡診断書については「あわてて作ったもので、正確なものではない」と説明した。また、被害者の安否に関する決定的な証拠は「特殊機関がすでに焼却した」と説明した。
横田さんの死亡時期については、北朝鮮側は今回、「94年3月入院、同年4月13日死亡」と説明した。北朝鮮側は当初、「93年3月に死亡」と説明していたが、今年9月の第2回日朝実務協議で「93年10月まで入院していた」と訂正しており、今回は再訂正となる。
関係者によると、横田めぐみさんとされる遺骨は火葬され、横田さんの夫とされるキム・チョルジュン氏が骨つぼに入れて持っていたという。政府代表団は、キム氏が夫だったかどうかを科学的に確認するため、毛髪や血液の提出を求めたが、拒否されたという。
これに関連し、竹内行夫外務次官は15日夕の記者会見で、北朝鮮から持ち帰った新たな資料について、「彼ら(北朝鮮側)なりの努力はしたようだが、依然として疑問点が多い。政府をあげて、持ち帰った物的な資料を精査する必要がある」と述べた。
(2004/11/15/21:32 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041115it13.htm