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奈良女児誘拐殺害:不審人物浮かぶ 県警、近く事情聴取へ
奈良市の小1女児(7)誘拐・殺害事件で、奈良県警捜査本部の調べで29日、事件に関与したとみられる不審人物が浮上した。捜査本部はこれまで、犯人が持ち去った女児の携帯電話の発信記録や目撃情報などから慎重に不審人物の割り出しを進めてきており、この人物から近く事情を聞く方針を固めた。事件は発生から約1カ月半で、重大局面を迎えた。
調べでは、女児は下校中の11月17日午後2時前ごろ、自宅約200メートル北の路上で、男が乗った車に連れ去られ、翌18日午前0時6分、南約6キロ離れた平群町菊美台の宅地造成地の道路側溝で、遺体が見つかった。
発見時、両親に持たされていた携帯やランドセル、紺のジーンズジャンパーは現場になく裸足だった。死因は水死で、遺体の一部が傷つけられており、捜査本部は誘拐殺人・死体遺棄事件として捜査を始めた。
女児の母親に送られた携帯メールの画像の分析などで、写真は室内で撮影したものとみられ、撮影時間は、メール送信直前の午後8時過ぎと判明。発信場所は、いずれも遺体発見現場南の奈良県平群、三郷、王寺町付近だった。さらに、写真送信の約1時間半前の午後6時半ごろには、平群町などの東南に位置する同県河合、上牧町で、データ通信が女児の携帯で行われていた。
さらに、12月14日午前1時ごろ、この携帯から「今度は、妹をもらう」と書いたメールが両親の携帯に送られた。母親の携帯には事件当日と同じ女児の写真も届き、発信地域は、データ通信とほぼ同じ河合、上牧町付近だった。捜査本部は、これらの地域を含む奈良県北西部を中心に不審人物を捜査していた。
一方、女児の連れ去りの瞬間を女児2人が目撃。男は車から降りず、女児と短い会話をすると自分から助手席に乗り込んだといい、車はハッチバック型だった。また、遺体には別人の毛髪や体毛が付着しており、女児と異なるB型など複数の血液型が検出された。捜査本部はこうした情報から不審人物の割り出しを急いでいた。
毎日新聞 2004年12月30日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041230k0000m040100000c.html