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(回答先: 奈良の女児殺害事件、「妹もらう」と再びメール [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 15 日 13:22:46)
奈良市の小1女児、有山楓ちゃん(7)誘拐殺害事件で、楓ちゃんの携帯電話から遺族の携帯電話に「妹も狙う」と次の犯行を予告するメールが届いていたことが15日、分かった。発信地域が特定され、捜査が身辺に及ぶ恐れがある大胆な犯行。警察への挑発なのか、肥大化する自己顕示欲を抑えきれなくなったのか…。事件発生からまもなく1カ月。幼い女児の命を無残に奪った異常犯が、「次なる快楽殺人」を予告してきたことで、「新たな犠牲者」への重大な懸念が出てきた。
奈良西署捜査本部の調べでは、メールが届いたのは14日未明。着信表示には、まだ見つかっていない楓ちゃんの携帯電話のアドレスが表示されていた。電波の発信位置は、奈良県河合町の基地局エリアだった。
両親は犯人が架電する可能性もあるとして、契約を継続していた。11月18日未明に楓ちゃんの遺体が発見された平群町からは南へ約4キロという至近距離。犯人はいまも悪夢の現場周辺に潜み、楓ちゃんの携帯電話を持ち続けていた。
楓ちゃんの携帯電話の使用が確認されたのは、遺体が発見された11月18日未明以降、初めてのことだ。前日の17日には、(1)午後7時55分、母親の携帯に“ワン切り”(2)同8時4分、楓ちゃんの遺体写真を添付したメール(3)同27分、電源ON−と3度使用されたことが確認されている。
しかし、それ以降は一度も使われた形跡はなく、捜査本部がこの携帯電話の行方を懸命に探していた。
特に楓ちゃんの携帯電話にはGPS(衛星利用測位システム)機能付きで、犯人がこれを使用することは、警察側に自分の居場所の有力なヒントを与えることにもなる。普通なら絶対に犯してはならないリスクだ。
しかし今回、楓ちゃん殺害犯はあえてそのリスクを犯した。事件発生からまもなく1カ月。殺害した女児の遺体写真を母親に送りつけるという劇場型快楽犯は、いよいよその異常性を抑えられなくなったとみられる。
ここで想起されるのが、約15年前に4人の子供の命が奪われた首都圏の連続幼児誘拐殺人事件だ。宮崎勤被告は定期的に犯行を重ねるなか、「今田勇子」という架空の女性名の直筆の犯行声明を報道機関などに送りつけた。犯行だけでは飽き足らず、自分をアピールする衝動にかられた行動だった。
宮崎事件では、「ロリコン」(小児性愛)↓「ネクロフィリア」(死体執着)↓「ネクロサディズム」(死体加虐)という性癖がクローズアップされたが、今回の楓ちゃん殺害犯も、遺体に無残な危害を加えていることから、こうした特異人格の典型的な人物とみられる。
こうした性癖は定期的に2度、3度と繰り返される可能性が高く、犯人自身も衝動を抑えることができないため、再犯を防ぐには犯人逮捕しか方法はない。さもなくば、第2、第3の犠牲者が出る恐れが強い。
ZAKZAK 2004/12/15
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_12/t2004121501.html