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(回答先: 奈良・楓ちゃん誘拐殺害犯 家族と面識か [ZAKZAK] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 16 日 16:13:51)
奈良市の小1女児誘拐殺害事件で、14日未明に使用された女児の携帯電話が、奈良県河合町から上牧町方面に向けて移動しながら発信されていたことが電波の状況からわかった。両親それぞれへのメールと、その後2回の発信が確認されているが、短時間のうちに位置が変わっていることから、県警捜査本部は、誘拐犯が居場所を特定されないよう車などを使って動き回っていた可能性があるとみている。
調べによると、両親の携帯へのメールは14日午前1時ごろ送りつけられた。上牧町との境界付近にある河合町内の基地局で電波がキャッチされ、この基地局の北側からメールが送られていたことが確認されている。
その直後の2回の発信の際も、電波をキャッチしたのは同じ基地局だったが、電波の状況から、携帯が使われた場所は基地局の北西側から南西側へと移っていったことがわかった。
メールと2回の発信はいずれも河合町と上牧町にまたがり、基地局を中心とする半径3キロほどの半円形の範囲内からだった。この地域には両町役場があり、北から南西方向に県道が走っている。県警は、誘拐犯がこの県道を自動車で通った可能性もあるとみて、沿道のコンビニエンスストアなどで回収した防犯ビデオなどの分析を進めている。
また、この基地局の北側では、女児が連れ去られた約4時間半後の11月17日午後6時半ごろにも女児の携帯が使われていた。県警は誘拐犯が河合町から上牧町にかけての地域に土地勘がある可能性があるとみている。 (12/16 17:43)
http://www.asahi.com/national/update/1216/025.html