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(回答先: UFJと金融庁 対立そして相互不信 旧三和「負の遺産」重く (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 10 月 08 日 07:04:43)
UFJ銀・沖原頭取会見 「経営影響なし」「内部処分を検討」
金融庁の刑事告発と業務停止命令を受け、沖原隆宗UFJ銀行頭取と玉越良介UFJホールディングス社長は七日夜、記者会見した。主な内容は以下の通り。
−−行政処分や刑事告発が経営に与える影響は
沖原氏「(行政処分の対象は)大企業の新しい顧客への新しい貸し出しということなので従来の実績からすると、さほど影響は大きくない」
玉越氏「商業銀行部門はUFJの大きな部分を占めており、刑事告発が与える影響は深刻に受け止めている。直ちにどの程度の影響が出るかどうかは計り知れない」
−−現経営陣の責任は
沖原氏「私自身の責任としては、UFJ銀行、新銀行として、ガバナンスを新しく構築することが責務と考えている」
玉越氏「これまで発表してきた再発防止策をきっちりと実施することが責任。来年の三菱東京フィナンシャル・グループとの統合に向けて全力を尽くしたい」
−−寺西正司・前UFJ銀行頭取の経営責任は
沖原氏「寺西前頭取は責任をとって退任しており、その意味では対応は終わっている」
−−なぜ、法令順守の体制が脆弱(ぜいじゃく)だったのか
玉越氏「一般論で話すなら、法令順守に関しては、営業現場から本部に至るまで手引を作るなどして徹底を図ってきたが、残念ながらそれを尊重することができなかった。緊張感にやや欠けるところがあった」
−−現経営陣になってUFJは変わったといえるのか
沖原氏「変わりつつある。着実に成果を出していくことが、お客さまや社会からの信頼回復につながる」
−−検査忌避などにかかわった職員をUFJとして告発することは検討したか
沖原氏「極めて難しい判断だが、UFJ銀行として厳正な内部処分をすることが妥当と考えた」
−−金融庁から告発された複数のUFJ銀行関係者とはだれか
玉越氏「個別の名前は、金融庁から知らされていない」
−−市場で影響が出ることは想定しているか
玉越氏「現時点では報告は受けていないが、影響が出ないように気を配りたい。以前から刑事告発のリスクは認識していたので、手元資金は十分に準備している。すぐに大きな問題になるとは思っていない」
−−今回の刑事告発でUFJと三菱東京の統合交渉でUFJの立場が弱くなるのでは
玉越氏「UFJと三菱東京は補完性が高い金融グループ。三菱東京もUFJの強みを評価していると理解している。三菱東京との間ではこうした事態(刑事告発)も想定しており、大きな変化があると考えていない」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/08pol003.htm