現在地 HOME > 議論20 > 877.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re:フジテレビvsライブドア+α 投稿者 かずや 日時 2005 年 4 月 16 日 13:55:57)
ライブドアのニッポン放送株 フジに全株売却 和解調整案 業務提携を委員会協議
http://www.sankei.co.jp/news/morning/16iti001.htm
ニッポン放送株争奪戦を展開してきたフジテレビジョンとライブドアの和解交渉で、ライブドアが保有するニッポン放送株全株をフジテレビに売却する一方で、フジテレビとライブドアが互いに株を持ち合う調整案が浮上していることが十五日わかった。インターネットと放送の融合を目指す業務提携については、委員会を設置して具体策を詰めていく。しかし、ライブドア内部にはフジテレビに対して役員を送り込むことを要求するなど強硬論もあり、事態は流動的な部分を残している。
調整案によると、ライブドア本体が保有するニッポン放送株約17・6%(発行済みベース)をフジテレビ株と交換する。これにより、ライブドアが持つフジテレビ株は6%前後となる見通し。ただ、フジテレビ内部には株式交換に対する反対も根強く、今後再検討される可能性もある。
ライブドアの子会社、ライブドア・パートナーズが保有するニッポン放送株32・4%については、フジテレビがライブドア・パートナーズを買収し、実質的に同放送株を買い取る。
ライブドア・パートナーズの買収価格は、ニッポン放送株の買い取り価格から積算する。フジテレビが同放送株の株式公開買い付け(TOB)を行った五千九百五十円に対し、ライブドアは同放送の平均取得価格が六千二百八十六円となったことから六千五百円以上での買い取りを求めているもようだ。
また、フジテレビはライブドアが実施する四百億円規模の第三者割当増資を引き受け、ライブドアの発行済み株式数の15%未満を取得する。
この枠組みによると、フジテレビは千百億円前後と自社株を提供する一方、ライブドアが持つ同放送株を全株取得し、同放送を子会社化できる。
フジテレビとライブドアの業務提携は、インターネットと放送の融合を目指す内容。ただ、双方の意見は平行線をたどっており、業務提携の内容を協議する委員会を設置する方向になった。
ライブドアは当初、保有するすべてのニッポン放送株とフジテレビ株を交換する形でフジテレビへの資本参加を求めていたが、フジテレビは資本提携をてこにライブドアが買収を仕掛けてくることを警戒し、この要求を拒否していた。だが、株式を持ち合う形にすれば、フジテレビにとって一定の買収抑止策となる一方、ライブドアも資本参加の目的を果たせると判断した。