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(回答先: 「資本の独立」って、いいですね。 投稿者 NJ 日時 2005 年 3 月 20 日 19:08:17)
NJさん、ありがとうございます。
資本というものが世界資本として一極集中する事に対抗しなければなりません。
資本とは生産手段であり、1人の人間が世界の資本を独り占めしようとしているのですから、なるべく分散して所有するような運動が必要です。
「資本はどれも同じ。」ではありません。
協同組合とは資本の分権化のシステムなのです。
地域協同組合が必要なのです。
>「資本の独立」って、いいですね。
>http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/626.html
>投稿者 NJ 日時 2005 年 3 月 20 日 19:08:17: OUBoEzfQNTDYo
>(回答先: 貧困故の多産 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 3 月 20 日 13:59:48)
>我々の国でいうと、少子化に歯止めをかけるため、国が、結婚せず子供を産まないこと>に対し、税金をかけることは現実にあるかもしれません(一部例外があることは当然で>す)、
世界の人口問題を考えると日本の少子化は歓迎すべき事です。
労働力不足があるのなら外国人受入れをもっとすればいいのです。
しかし、日本の資本は安価な労働力と求めて外国に資本を移動しております。
従って労働力不足にはならないのです。
円高が日本の少子高齢化を招いたのです。
>「子無し税(!)」とかって。次の世代を用意しなかった場合、その人の老後を国が一定>割合負担する必要が将来生じます。
子供に面倒を見させるという発想は問題を生み出していると思います。
その為に子供を作り、子供をなるべく高給取りにする為に受験競争が激化するのです。
人間の目的を金儲けに矮小化する作用があります。
ホリエモンはこのような中で登場しました。
>そのための予算財源と言う意味でしょう。
しかし、それもおかしな話で子供を作ったからと言って必ずしも親の面倒を見るかどうか分からないですよね。
ニートのようにいつもでも親にぶら下がる人間になるかも知れません。
>児童福祉法は、大事な法律だったんですね。
労働させる事が子供の勉強にはマイナスになるという発想でしょうね。
>少子化という言葉は、1975年以後の合計特殊出生率が1人に迫る現象を指しますね。す>いません、戦前、戦後しばらくの大家族からの変遷を漠然とイメージしてました。
>小児の家族労働については、はあ、こんな考え方もあるんだ、と思ったことがありま>>す。
>近代農法が持ち込まれる以前、伝統社会では、労働―生きるすべを次の世代に伝えるた>め、小さい時から、親は子供を傍においていっしょに働いた。そこで伝えられるのは、>放牧地で急変する天候から身を守る術だったり、植付けの時期を見定める力だった。労>働と不可分の教育の場でもあったのだ。それは、化学肥料や、大型機械を駆使して、ま>たは駆使しなければ出来ない近代農法より、劣っているのか?近代教育は何処に足場を>持っているのだろう?かの地で、伝統社会の破壊という“近代化”が、人心の荒廃を促>していることを見れば、何が正しくて何が進歩なのか。我々の価値観を見直さざるを得>ない―長年、アフガンで農村を見てこられた中村哲先生の言葉です。
>ここで述べられる小児の労働が、近代化に組み込まれた工場労働を指さないのは当然で>すが。
子供の成長にとっていい労働と悪い労働があるでしょうね。
農作業などは色々な勉強になると思います。
ものづくりは大体教育的な効果があるでしょうね。
しかし、単純作業を延々と繰り返すような労働はよく無いでしょう。
頭を使う労働という事がキーワードかも。
>『各国における資本の自立という事が「第2の独立」として目標にならなければならな>いでしょう。
>私はこれは地域的な資本形成によって可能だと思います。
>地域協同組合によって地域において循環する資本を形成する必要があるでしょう。』
>「資本の独立」ですね。新鮮でした。
どうも。
「資本は何でも悪い。」という考えではダメですね。
「我々が利用できる資本はいいものだ。」という認識が必要です。
社会的共有資本というような概念ですね。
これは色々な形でつくれるものです。
例えば美しい町づくりは住民全員の財産です。
>例えば、、日本は米国債を買わずに、日本国内の中小企業に貸し出せ、ということです>か。
それは最も重要でしょうね。
何故、日本がアメリカを買い支えしなければならないのか?
ワケが分かりません。
アメリカがこけたら大変だから?
こけるのは問題があるからですよ。
こけたらいいのです。
ドル決済からユーロ決済にするという動きも重要ですね。
アメリカ一極集中を打破すべきです。
その為に対抗的地域資本を作るべきです。
>ごくごく身近で実践できることなら(あんまり小さくて申し訳ないのですが)、安売り>大型店で買い物せず、お隣の電気屋さんで買うことにしています。
いや、これがもっとも大事です。
私もそうしております。
近所で買える方が便利ですしね。
自分が住んでいる身近な町の経済が大事なのです。
最近、歩いて3分の所に良心的価格のお寿司屋さんができて大変喜んでおります。
>本も、急ぎでなければ、アマゾンじゃなく商店街の本屋さんに発注します。
いいですねえ。
そういうお付き合いが人間が生きる基礎なんですよ。
>自分がお世話になっている人に、利益は還元したい。これを制度として充実させれば、>地方通貨の考えにつながりますか。
地域通貨はそのものですね。
その地域ではどのような労働に価値が認められているのか
という事が出てきますね。
有償ボランティアのようなものです。
>「テロとの戦争」って、もしかしたら、将来の貧困層が富裕層に抵抗することを自ら禁>じるよう誘導される中、グローバリズムがこのまま進行して、世界中が、一握りの富裕>層と、大多数の貧困層に、二極分化した時にも、有効に機能する最強のプロパガンダな>のではないかしらん。
そうだと思います。
一握りの富裕層が独占しようとするからこそ暴力支配が必須となってしまうのです。
あるいは、富裕層に攻撃の矛先が向かないように様々な敵役を捏造する必要があるのです。
貧困層同士を殺し合いさせる為のものです。
アメリカの貧困層とイラクの貧困層が殺し合いをしているのです。
>その時、治安がより不安定化するのは、一握りの富裕層に富を集中させる政策から来る>当然の結果なのに、富裕層が大多数の貧困層を抑圧することを「テロとの戦争」つまり>治安維持、の名目で正当化するでしょうし、内乱が生じれば生じるほど、武器を提供す>る軍産複合が利益を得て、その体制はより磐石となる。
そういう事です。
つまり、八百長をやって漁夫の利を得る作戦です。
>丁寧なレス、ありがとうございました。
こちらこそ。
ありがとうございました。