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(回答先: 高弘さん、こちらへ移りました。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 2 月 20 日 15:34:53)
不毛な論争になるのは、反戦派が何時までも諦めないからでしょう。
でも世の中の流れは、イラク戦争賛成派による圧勝なのです。
これは事実であり、現実であり、どうやっても覆らないのです。
できればこの手の論争に終止符を打ち、次の段階(イラクの民主化)に早く進みたいものです。
>アメリカは戦争屋であり従う事は戦争に加担する事になるという事です。
>北朝鮮と日本を戦わせたがっていると思うという事です。理由は武器が売れるからです。
>また、どさくさにまぎれて日本の反米勢力を一層できますしね。
>戦争をやればアメリカにますます擦り寄るしか無くなるのです。
日本はアメリカの行う戦争に参加する事は無いでしょう。
何故なら憲法が許さないからです。
今後も復興援助が活動の中心となります。
あと北朝鮮ですが、この体制は金正日で終わりだと思うので(推測です)、
あまり心配はしていません。
それに『ミサイル防衛』は、確かに現時点は実現性が低く、巨額な費用が掛かりますが、
この技術を高める事により弾道ミサイルに対する抑止力となります。
実際に戦争をするよりはコストは掛からないので、長い目で見てあげましょう。
>>戦後60年、日米同盟下で戦争に巻き込まれず、経済活動に専念できたのですから、
>>今の安定がもう暫く続くと見るべきでしょう。
>そして、これからは共に武器を持って戦えと言ってきているのですよ。
>イラクへの自衛隊派遣をブッシュがどれだけ喜んだか。
ブッシュは戦えとは言っていません。
対テロ戦争においては日本はアメリカに協力しますが、実際に戦うまでは行かないでしょう。
>民主化とは何かが問題ですね。
>アメリカは親米政権を作る事に意味を感じているのであり、
>民主化はその事をカモフラージュする為の言い訳です。
それは議論とは直接関係は無いでしょう。
フセイン政権では民主化は無理ですから、これを排除するのは止むを得ません。
イラクでは国民の投票により議員が選出されたのです。
それが全てであり、裏事情はどうでも良いです。
>>だから現実味の無い『反対論』にはウンザリしているのです。
>撤退要望は現実的な選択ですよ。
>米軍と反米レジスタンスの交戦が現時点でイラクを最も戦争状態に陥れているのです。
反米武装勢力には降伏しか残されていません。
どれほど犠牲者が出ても、交渉の余地は無いです。
イラクの治安が安定して、武装勢力を駆逐して、イラクにおける民主主義が
揺ぎ無いものとなった時に、米軍は必要な兵力を残し撤退します。
これが現実的な選択です。
>クウェート侵攻についてはイラクがアメリカ政府筋に事前に了承を得たと思って
>やった事だという話を聞いた事はありませんか?
>フセインがはめられたという話なのですが。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~l-city/reser/ameri/ameri008.html
1990年4月25日、駐イラク大使エイプリル=グラスピーはサダム=フセインと会談し、
「米政府はイラク・クウェート紛争を地域問題と考えており、介入する意志は全くない」と断言。
上記の文は、アメリカがイラクによるクゥエ−ト侵攻を黙認したと、
解釈していますがそれはちょっと無理があります。
主権国家を武力で奪い取れば、言い訳はできないでしょう。
フセインはアメリカの許可を受けたからクゥエ−トへ侵攻しても許されるのだ、
とでも言うつもりなのでしょうか?
>>アメリカはフセイン体制を打倒する上で、血を流したのですから、
>イラク国民の多くも血を流したのですよ。
イラク国民はフセイン体制の打倒には動いていません。
要するに何もやっていないのです。
>>イラク国民はその対価を支払わなければなりません。
>イラク国民はアメリカに頼んだのですか?
>米軍でフセインをやっつけてくれと。
>頼まれもしないのにやってその対価を払えも無いでしょう。
アメリカにすら協力できないのなら、イラク国民はイラクを去るしかないでしょう。
イラクの民主化は、本来ならイラク国民自身がやるべき事なのです。
自分達の国を自分で統治もせず、独裁者を君臨させていたのですから、
責任は重大です。
>>アメリカあっての民主化という事を忘れてはいけません。
>米軍の下でないと民主化はできないのですか?
できません。