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(回答先: 黄金の百合作戦(レッ・ボルテール:山下の黄金の「伝説」) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 05 日 10:26:21)
貴重な翻訳、興味深く拝読いたしました。
典拠は間違えなく"GOLD WARRIORS"でしょう。
Sterling & Peggy Seagrave夫妻著、フランス語版の翻訳書名はまさにOperation Lys d'Or。
韓国語版も出版されています。
フランス語版では、表紙写真もその1月27日記事にある二人が並んだ有名な写真です。
>もう一人の皇族の朝香宮孚彦【原文ではTakahitoとなっているが「たかひこ」の誤り:訳者】親王
とありますが、79ページに"Prince Asaka Takahito"と、全く同じ誤りで書かれています。
日本の軍部がため込んだ資金を、アメリカ軍がフィリピンで発見したが、秘密資金とするために、発見を公表せず、占領下日本の親米政権化等に活用した。という本です。
アメリカが日本の親米化(政治的植民地化)を進めるため相当な金額を与党に与え続けていたのは既知の事実でしょう。そして、60年たってイラクのモデルとなる属国への組み替えが完成しています。その資金のもとが、そもそも日本が戦時中強奪したものだった、というのが事実であれば衝撃的な話です。
本書、日本ではJapan Times(=英文)2004年7月11日記事で取り上げられています。
http://202.221.217.59/print/features/life2004/fl20040711x1.htm
「40年代、50年代の日本人は、今のイラク人が知っているのと同じように、アメリカがすえた政治家達など傀儡に過ぎないことを知っていた。デモクラシーが機能しているとはいえない。アメリカ式デモクラシーが機能していだけだ。」と著者は語っています。
(今のワンフレーズ首相も、アラウィと同じかそれ以下の傀儡レベルだと思いますけれど。)
中国、台湾、シンガポール、フィリピン、フランス、ドイツ等で新聞書評が掲載されています。
関連諸国で自国語の書評を読んでいない国民は当の日本人だけ?
Japan Times記事の時点では、日本の出版社はまだ見つかっていない、とあります。
ダワーやビックスの大作に続いて、暗部をしっかり描いた本書の出版が期待されます。
これまで、この二人の著作、何冊も日本語に翻訳されているのですから。
英語版は日本のamazonで、フランス語版はフランスのamazonで購入できます。
日本版を待つよりも韓国語版を購入しOCRで読みとり機械翻訳するのがてっとりばやそうです。
著者自身による詳細情報は下記を。
http://www.bowstring.net
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