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(回答先: 英首相、「家族の問題」で今年前半辞任検討…側近語る [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 16 日 20:03:05)
【ロンドン=飯塚恵子】トニー・ブレア英首相(51)が「家族の問題」で一時、真剣に辞任を検討した、と側近議員が発言したのをきっかけに、首相の進退問題に注目が集まっている。
当地報道などを総合すると、辞任検討時期は、今年4月前半のイースター休暇の直後。16日付英紙タイムズは「(首相は当時)議会答弁などで、不安そうで著しく精彩を欠いていた」とし、発言に真実味があることを裏付けた。首相は家族のプライバシー保護に過敏で、英メディアも個人的問題との判断から、具体的内容に立ち入らなかった。
ただし、首相の退陣話には伏線がある。与党・労働党内で首相の後継を狙うゴードン・ブラウン財務相(53)との確執だ。
当地メディアによると、首相は、イラク問題で人気が急落した今春、財務相に「年内の辞任と、政権禅譲を一度は約束」し、財務相もその代償に首相を支えたという。だが、首相は危機克服後、退陣のそぶりを見せなくなり、今月9日には、内閣改造を断行。首相側近グループの番頭格、アラン・ミルバーン前保健相(46)を閣僚に復帰させた。
ミルバーン氏は閣僚として事実上無任所で、実際には総選挙向けの参謀役とされる。これは1997、2001年の過去2回の総選挙でブラウン氏が務めた役割。首相が「3期目続投」の意向を明確にし、財務相にも明確なメッセージを送ったのは間違いない。
ブラウン財務相はミルバーン氏起用に反対したと伝えられる。首相と財務相は、欧州単一通貨「ユーロ」導入問題など主要政策でも見解の相違があるとされ、2人の確執は、英政界の注目を集めている。
(2004/9/17/01:48 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040916id24.htm