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(回答先: おっとこの人がいましたね 宮崎正弘センセイ 投稿者 やました 日時 2004 年 9 月 19 日 21:31:33)
中国・江沢民氏、軍トップ辞任 後任に胡錦濤総書記
【北京=伊藤正】北京で開かれていた中国共産党十六期中央委員会第四回総会(四中総会)は十九日、江沢民・党中央軍事委員会主席(七八)が辞任、後任に胡錦濤総書記・軍事委副主席(六一)を選出して閉会した。これにより胡氏は江前総書記同様、国家主席と合わせ党、国家、軍の三大ポストを手にしたが、江氏の影響力は残り、曽慶紅政治局常務委員ら上海グループとの抗争はむしろ強まるとの見方もある。
新華社通信を通じ発表された総会コミュニケによると、総会は江沢民氏から提出された辞任申し出に同意、胡錦濤氏が軍事委主席に、徐才厚総政治部主任(軍事委員)が副主席にそれぞれ昇格する人事を承認した。江氏は来春の全国人民代表大会で、国家中央軍事委主席も辞任、完全引退する。
江沢民氏は二〇〇二年秋の第十六回党大会で、総書記を胡錦濤氏に譲り、中央委員からも引退したが、軍を統率する軍事委主席には留任、隠然たる影響力を維持した。しかし非中央委員の軍権掌握には「党が軍を指揮する」原則に反するなどの批判が絶えず、引退の時期が注視されてきた。
中国共産党筋によると、江氏は四中総会に先立ち軍首脳を集めて辞意を表明、これに対し胡錦濤氏が強く慰留し、いったんは続投に同意した。しかし党中央に九月一日付で辞表を出し、承認された。
胡錦濤氏の三大ポスト掌握による権力構造の行方はなお不透明だ。江氏は、引退後も最高権力を維持したトウ小平氏の前例にならい、今後も強い発言力を行使、腹心の曽慶紅氏らへの支援を続けるとみられ、状況は複雑さを増したと中国筋は指摘している。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/20iti001.htm