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(回答先: 栃木の兄弟誘拐、下山容疑者を殺人容疑で再逮捕 [読売新聞]【誘拐容疑は処分保留で釈放:午後2時半説】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 17 日 21:49:23)
栃木県小山(おやま)市で、塗装工・小林保徳(やすのり)さん(40)の次男一斗(かずと)ちゃん(4)と三男隼人(はやと)ちゃん(3)が誘拐され遺体で見つかった事件で、県警は17日午後、2人を殺害したとして自称会社員・下山明宏容疑者(39)を殺人容疑で再逮捕した。市内の思川(おもいがわ)にかかる橋のほぼ中央に車を止め、車中から1人ずつ抱き上げて、川に落として水死させた疑い。
小山署捜査本部の調べでは、下山容疑者は12日午前1時半ごろ、小山市粟宮の間中(まなか)橋の中ほどに車を止めて、兄弟を約5メートル下の川に投げ落とした疑い。解剖所見や下山容疑者の供述、現場の状況から、県警は、兄弟は水死したと見ている。
下山容疑者は11日午後2時半ごろ、自宅近くにいた兄弟と自分の子ども2人に「車に乗りな」と声をかけ、兄弟を連れ出した。近くのガソリンスタンドに立ち寄って兄弟に暴行を加え、足利方面に車を走らせた後、小山市内に戻って、人の目のない間中橋に車を止めたという。
県警は、下山容疑者が間中橋周辺の地理に詳しかったことから、偶然通りかかったのではなく犯行場所として選んだ上で向かったと見ている。兄弟を川に投げ落とした際、下山容疑者の子ども2人は後部座席で寝ていたという。
下山容疑者は12日深夜に未成年者誘拐の疑いで逮捕され、13日夜の取り調べで2人の殺害を自供した。遺体が見つかった後は「一斗ちゃん、隼人ちゃんに悪いことをした」と口にすることもあるものの、それ以外は「自分を正当化する発言に終始している」(県警幹部)という。
また、7月に兄弟を一時保護していた栃木県の県南児童相談所の若林勝治所長は17日、「子どもの命を守る児童相談所が、かかわりながらこのような結果になり、子どもたちに大変申し訳ありません。心からおわびします。一斗ちゃん、隼人ちゃん、守ってあげられなくてごめんなさい」と述べた。 (09/17 21:08)
http://www.asahi.com/national/update/0917/028.html