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(回答先: 「虐待」追及に甘さも/児相が会見(asahi.com) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 9 月 18 日 02:11:50)
しんぶん赤旗(9/18)が児相所長の対応について突っ込んだかつ正鵠を得た主張をしているので以下に紹介;
-----引用開始;
児童相談所は、翌9日、「(小林さんから)状況を確認のうえ、保護を解除する処遇を決めた」といいます。
(ところで)虐待を受けた子供の処遇を決めるときには、
面接による家庭調査や
虐待を受けた子供の審理検査、
診察や医学的検査による医学診断、
一時保護中の行動観察について記録し、
処遇会議を開き
決定します。
しかし、同児童相談所は、処遇会議は開いたものの、
加害者の容疑者への面接、
心理診断、
医学診断、
保護中の子供の行動観察と討議
などは行わずに、一時保護の解除しました。
その理由を同児童相談所は(父親が)「暴力(を振るった者)は同居人で(あるから)警察沙汰にしたくない。(子供は)祖母の家に行き容疑者宅には戻らないことなどを約束したため」と説明。
----------------引用おわり:
コメント;わが国の法治主義の致命的欠点は、適正手続き思想の欠如である。上記の児相のアクションにもこのことが出ている。所長は、子供の人権保護をかんがえて上記の保護処分手続きをふむべきであったのにそれをしないで、父親の言い分(警察嫌いなのか、世間体を慮ったのか、容疑者を制御できると甘く考えたのか)をきいて、それに従ったのだった。要するに、涙する所長には、順法精神が欠けているのである。