現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 455.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 栃木兄弟誘拐:一斗ちゃんの遺体も発見 [毎日新聞]【他に関連記事3本】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 16 日 13:46:07)
栃木県小山市で幼い兄弟が誘拐され遺体で見つかった事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕された下山明宏容疑者(39)(同市神鳥谷)は、同居する塗装工小林保徳さん(40)の二男一斗ちゃん(4)、三男隼人ちゃん(3)を連れ去った11日午後、自宅近くのガソリンスタンドに約5時間滞在し、2人に繰り返し暴行を加えていたことが16日、小山署捜査本部の調べでわかった。
捜査本部の調べやガソリンスタンドの従業員の話などによると、下山容疑者は、11日午後2時半ごろ、スタンドにワゴン車で乗りつけ、洗車した。その後もスタンドに居続け、同日午後6時ごろ、「お前のおやじは本当はお前がかわいくないんだ。お前なんかいらないんだ」と言いながら、一斗ちゃんとみられる幼児の顔を平手でたたいた。さらに、午後7時過ぎにも、1人をトイレに連れ込んで殴っていた。ガソリンスタンドには、下山容疑者の子供2人も一緒だった。2人は待合室で遊んでいたという。
◆最悪の結末、願い打ち砕かれ…◆
兄の一斗ちゃんの遺体が、弟の隼人ちゃんと同じ思川(おもいがわ)でみつかった。行方不明から6日目。暗い川に投げ込まれた兄の安否に心を痛めてきた父親の小林保徳さんの願いはうち砕かれた。最悪の結末に、捜索を見守っていた周辺の住民も新たな悲しみにくれた。
一斗ちゃんの遺体が発見されたのは、弟の隼人ちゃんが小山市内で火葬されたのと同じ時刻。父親の保徳さんは火葬場で、親族ら約15人とともに隼人ちゃんと最後の対面をしていた。終始うなだれ、泣きながら焼香していたという。そこに小山署から連絡が入り、遺体確認のため、乗用車で思川の現場に向かった。
一斗ちゃんの遺体は、思川にかかる松原大橋(栃木県野木町)の下流約1キロ、渡良瀬遊水地に差しかかるあたりでみつかった。岸辺には、高さ2メートルほどの樹木が生い茂り、その陰に隠れるように、数センチの浅瀬にあおむけに横たわっていた。土手からは簡単に近づけず、ボートを使って捜索していた捜査員が発見した。
川岸を覆う草木や、流れの速い川のため、捜索は難航した。捜索現場にいた機動隊員は「小さい子供なので、早く親元に帰してあげたかった」と話していた。
(2004/9/16/13:58 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040916ic09.htm