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(回答先: 「生まれてこなければ…」 宅間死刑囚発言を公表 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 14 日 18:40:59)
大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で2001年6月、児童8人を殺傷、教諭を含む15人に重軽傷を負わせたとして、殺人罪などで死刑が確定した宅間守死刑囚(40)が14日、大阪拘置所で死刑を執行された。
判決確定前から計16回にわたって面会した臨床心理士の長谷川博一・東海女子大教授が会見、宅間死刑囚の一面を明らかにし、「遺族に求められれば、彼の言葉をすべてお話ししたい」と語った。
長谷川教授は「彼には人の心の痛みを感じる気持ちが育っていなかったが、面会を重ねるうち、罪の深さを認識するようになった」と説明。
さらに宅間死刑囚が思い詰めた表情で「子供には何の罪もない。無念だったろう」「自分のしたことで不幸になった人がいることはわかる」「生まれてこなければよかった」と漏らしていたことを明らかにした。
一方、宅間死刑囚の主任弁護人を務めた戸谷茂樹弁護士も会見し、「彼には、本望が遂げられたとの思いがあるかもしれないが、謝罪の境地に達しないなど重い課題は残った」と表情を曇らせた。
戸谷弁護士が最後に面会したのは約半年前。宅間死刑囚は過去に入院した精神科病院などを提訴したいと盛んに依頼してきたため、「裁判を起こせば、死刑執行が遅れると期待したのでは」と感じたといい、「彼の妻が、謝罪を引き出そうと努力していただけに、もっと時間が必要だった。残念です」と話した。
(2004/9/14/22:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040914i112.htm