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混合診療、「原則解禁」は断念 現行制度拡充合意へ(朝日)
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/478.html
投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 15 日 15:16:55:ihQQ4EJsQUa/w
 

(回答先: 混合診療解禁、厚労相と規制改革相の折衝決着つかず(朝日) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 13 日 23:04:07)

http://www.asahi.com/politics/update/1215/004.html
 政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は、保険診療と保険外診療を組み合わせる混合診療について、当初目指した「原則解禁」を断念することになった。一部の例外分野に限って認めている現行制度を拡充する厚生労働省案を大筋で受け入れる方針を固めたため。15日にも両者で合意する。推進会議は「一定水準以上の病院で包括的に解禁」を求めたが、厚労省は「安全性確保のため、個別の医療技術ごとに可否を判断すべきだ」と主張。大病院で最近、医療過誤事件が次々に表面化していることも影響したとみられる。

 これを受けて、厚労省は、例外的に混合診療を適用している高度な医療などについて、病院からの申請に基づき個別に審査して認める制度の手続きを緩和する。具体的には、専門医の数や治療実績などの要件を、個別の医療技術ごとに設定し、可否を判断する。例えば、「体外から衝撃波を使って結石を破壊する技術」などの技術が「一定の水準」に達していれば、認めることになる。手続きにかかる時間も短縮する。

 また、海外で承認済みで治験は完了したが保険適用前の抗がん剤に加え、胃がんとの関連が指摘されるピロリ菌の除去といった保険適用回数が制限されている医療行為なども「中程度の医療」として新たに対象に加える方向だ。

 推進会議は「個別の医療技術ごとの承認では時間がかかりすぎる。患者の要望に迅速にこたえられない」と主張。専門分野に区分けせずに、医療機関全体として「一定の水準」を満たせば、医師の判断と患者の選択に委ねて、医療の種別を問わず混合診療を認める形での解禁を厚労省に求めていた。 (12/15 11:28)

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