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(回答先: 同じ行動制限なら、ラマラの議長府に閉じ込められているよりはいいかも(笑) 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 20 日 02:47:22)
2004年11月19日(金)16時08分
11月19日(ブルームバーグ):パレスチナ自治政府の資料によると、11日に入院先のパリで死去したヤセル・アラファト同政府議長は、金融サービス最大手、米シティグループの口座を利用して680万ドル(約7億900万円)の資金を運用していた。議長は同時に、パレスチナ自治政府の資金を過激派に供与するとともに、個人の口座に還流させていた。
資料は、イスラエル軍が2002年4月にヨルダン川西岸ラマラのアラファト議長の住居で押収したもので、パレスチナのエレカット交渉相は当時、資料は偽物だと主張していた。
議長の資産評価に関与した米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のアナリスト、アンドレアス・マーチン氏によると、資金は議長が2002年に自治政府に7億9900万ドルの譲渡を開始する前に、シティの富裕層を対象とするプライベートバンク部門を通じて運用されていた。同部門は、部門長とシティの弁護士の許可がなければ、著名な顧客の受け入れを禁止する方針をとっている。
マネーロンダリング(資金洗浄)を防ぐための十分な顧客チェックを怠ったとして、日本の規制当局はシティに対し今年9月、プライベートバンキング業の事実上清算の処分を発表している。
シティの広報担当者、ジェレミー・アプフェル氏(ロンドン在勤)は、コンプライアンス(法令順守)部門関係者が故アラファト議長に関連する口座の記録について調査を開始したことを明らかにした。詳細についてのコメントは避けた。同社のプライベートバンク部門は、顧客の情報に通じ、口座に振り込まれる所得の源泉を明確にすることを求める方針を打ち出している。自治政府資金を管理する「パレスチナ投資基金」の外部監督機関デモクラシー・カウンシルの代表ジェームズ・プリンス氏によると、議長は自分の名義で口座を持つことはなかったという。
イスラエルの情報当局の試算によると、故アラファト議長は自治政府議長、パレスチナ解放機構(PLO)議長の立場を通じて、約13億ドルの資金を掌握していた。
口座開設と同時に、故議長は自治政府の資金を外部で運用していた。国際通貨基金(IMF)の2003年9月のリポートによると、議長は1995年から2000年にかけて、税収など9億ドルの公金を個人の銀行口座を経由させていた。
原題:Citigroup Banked for Arafat as He Paid Fighters, Diverted Funds 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(抜粋) {NXTW NSN I7EOET1A1I4H
東京 小針章子 Akiko Kobari akobari@bloomberg.net Editor:Okubo
記事に関する記者への問い合わせ先:
ローマ Vernon Silver vtsilver@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Anne Swardson aswardson@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=19bloomberg32aXv2uiAu5KBQ