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韓国経済が“低成長、物価高”をみせるスタグフレーションの危機に瀕しているとの分析が出された。
モルガン・スタンレー証券は4日、「スタグフレーション直面(Facing Stagflation)」と題する経済見通しの報告書で、韓国経済が半導体需要の減少や中国の成長低迷基調、金利引上げなどの対外的要因や物価上昇が重なり、成長低迷とインフレーションが重なるスタグフレーションの危機に瀕していると分析した。
スタグフレーションとは、スタグネーション(stagnation/景気低迷)とインフレーション/inflation)を合成させた新造語で、不況時にも物価が上昇する現象をいう。
モルガン・スタンレーは労組のストなどを通じた賃金引き上げ要求と原油高による消費者物価の上昇などが物価高の主な原因だと指摘した。
7月の消費者物価が前年同期に比べ4.4%上昇するなど16か月ぶりに最高を記録し、バスや地下鉄など交通料金も5%上昇したほか、燃料費も8.2%跳ね上がったと説明した。
モルガン・スタンレーは原油高にともなう消費者物価の上昇が続くものと予想した。また、低迷する内需を考慮して韓国銀行はコール金利を引き上げないものとみて、2005年末まで現行の金利が維持されるものと予想した。
チョン・ヘジョン記者 cooljjun@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/04/20040804000077.html
★ 10%の付加価値税で可処分所得が減りインフレ状況にもある韓国で労組が賃上げを要求するのは当然で、賃上げに問題ではなく、それを生産性の上昇でカバーできない韓国産業の脆弱性や付加価値の配分での歪みに問題がある。
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http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/918.html