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(回答先: 「産業資本主義」の終焉:「純投資マイナス」が“利潤”を消滅させる:最終回 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 04 日 00:16:55)
あっしら様、しばらくご無沙汰しておりました。
最終回との事、少々寂しく思われます。
現代社会のからくりと今後を含めたご投稿、とても興味深く拝見させて参りました。
最終回なら、と、恥を忍んで質問に出て来てしまいました。
あっしら様にも阿修羅の読者の方々にも、こんなこともわからないのか、自分で考えろよと怒られてしまいそうですが、そこらのおばさんの疑問としてうけとめていただけると幸いです。
>“意図的ではない”インフレは、固定資本形成の純増加によって起きるものだから、実質賃金が維持されている限り、生産性の上昇がもたらす財の価格下落のおかげで手に入れられる財の量は増加する。
インフレが経済を助けるとのご投稿は大変感銘を受けました。
それでその後を楽しみにしていたのですが。
あの、”意図的でない”(赤字財政支出ではない)インフレというのは、おこすことが可能なものなのでしょうか。手段があるのですか(今まで記述済みであれば申し訳ありません)?
>現段階の世界は、近代経済社会の亜種である「社会主義」に進むか、近代経済社会とは別の生存様式を創り出すかの岐路に立っている。
別の生存様式を作り出さなくてはならないのですね。それはとても難しそうな。
あっしらさまがその提案の本でも出されてくだされば嬉しいのですけれど。
>もちろん、それはソ連型の「社会主義」ではない。
たぶん、電力や水道といった基礎的必需財、製薬を含む医療、教育といったものは私的企業で営まれ、固定資本装備率が高い産業が国有化されるといったものになるだろう。
生存を維持すために必要で優先的に需要されるものは私的企業が利潤を獲得するかたちで供給され、そのためにさらに赤字経営になる一般産業は、政府が借り入れを行って維持するという“素晴らしい”「社会主義」である。
(ひと時のなぐさめになるエロも芸能もスポーツもあるだろう。言論活動もけっこう自由にできるはずだ)
わたくしの祖末なアタマでも考え付くのですが、つまり日本はもうその初期段階に足をつっこんでいるということですか。あのミーハーアホおやじ総理が先導をして。
その「社会主義」は、ゆっくりと確実に抵抗なく日本人に受け止められていくとあっしら様はお考えなのですね。
おやじ総理の写真集も買いそうな勢いだった母をもっているわたくしとしては・・・悲しいけれども初期段階が進んでいるのが現実なんだと理解できてしまいます。
もっと多くの情報がそこらのおばさんにでも得られるといいのですが。日々、人々と接するにつけ痛感いたします。わかりやすく話せばだれにでも解ってもらえると思うのですけれど。
>今からだって遅くはない。今だったら30兆円で済むはずだから、それを実行すれば公的債務の積み上げを大きく減少させることができる。
ええと、すみません。30兆円をどうつかえばいいかの投稿はいままでなされてらっしゃったでしょうか(見つからないのです・・・。)。
日本経済を立て直すために使うと考えてよろしいのでしょうか。
恥ずかしいですが、質問に出て参りました(最終回なので許してもらえるでしょうか)。
お暇な時にお答え頂けたら幸いです。
失礼致します。