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(回答先: Re: 普通のおばさんの質問と感想です。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 07 日 17:22:00)
あっしら様こんにちわ
丁寧な解説ありがとうございました。
あっしら様のご投稿は、数が多くて内容も濃いものですから、わたくしの雑なアタマではなかなか整理できなくて困っておりました。そうか、その説明がそこに繋がるのね、とすっきりした気分です。脳内のニューロンが繋がった気分(笑)。
やはりあっしら様はやさしい方です。わかりやすい解説感謝致します。
>投資の増加が物価水準を上昇させ企業の粗利益を増加させたと同じように、優良企業から給与を引き上げていけば、物価水準が徐々に上がり、企業の粗利益を増加させ、準優良企業も給与を引き上げられるようになり、国民経済全体が好循環するようになります。
給料があがると、景気が好転するという話は大変感銘を受けました。
ここで、「優良企業に給料を引き上げさせる」いい手段はあるのでしょうか?リストラ(人件費削減)に向かっている昨今、その逆を行うようにするにはかなりのエネルギーが必要な気がするのですが。引き上げるのなら、すべての優良企業でいっせいに行わなくてはいけませんよね。それって結構難しいような・・・?いえ、素人考えですけれど。優良企業のトップの方々と対話が必要だということなのでしょうか。
>(日本は世界最強の産業国家で10兆円もの貿易収支黒字がありますから、短期的に国際競争力(その内実は粗利益の多寡)に影響があっても乗り越えることができます。だからこそ、日本が大きな貿易収支黒字を維持している状態で路線転換を行う必要があります)
急がなくてはいけないのですね。
>銀行の“看板”はこれまでと同じでもかまいませんが、ともかく実質的には「銀行国有化」を意味しますから、それを多くの国民が嫌うのなら、経済回復後に徐々に政府保有株式を売却するという前提で行えばいいでしょう。(普通株式と優先株式で資金注入し、優先株式分は途中で返済してもらい、普通株式のみを売却するかたちでいい。これで、インフレで実質価値は下がっているとはいえ、公的資金30兆円は戻ってくるはずです。国債の利払いが国庫にまた戻るという側面もあります)
すばらしいです。株式の形なら、国民も前向きに納得できると思います。
>現在の生存様式(経済社会)の規定論理を理解すれば、それが持つ“毒”も理解できるわけですから、新しい別の生存様式を考えるのもそれほど難しいことではないと思っています。「新型社会主義」が打ち出されるときまでには、みんなでそれをなんとかまとめられればいいなと思っています。
あっしら様理論で、現在の経済を回復してしまったら、そのまま現在の生存様式を継続させたいと考える人が多いと思うのですが。経済社会に固執する人を説得するのも大変そうだなあ(感想です)。
「新しい生存様式」を考える作業は、とても楽しそうです(いえ、その大変さは理解しています。でも、まず楽しむことが肝要かなあと。女の浅知恵かな。)。
失礼致します