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国内に定着した元国境警備隊の脱北者、イ某(28)容疑者が家族に会うため北朝鮮に入国する際、北朝鮮当局に検挙され、韓国内の脱北者の実態を報告、教育を受けた後に韓国に再入国し、その後自首して国家保安法違反(スパイ容疑など)容疑で任意聴取されていることがわかった。
2日、関係当局によると、イ容疑者は韓国定着後、今年4月に家族に会うため北朝鮮に密入国する過程で北朝鮮の国境警備隊に捕まり、脱北者尋問機関「テソン公社」と定着支援施設「ハナ院」などについて書面で報告した。
イ容疑者はさらに4月20日から5月初旬まで、平安(ピョンアン)南道・ピョンソン市にある国境警備総局の招待所で、保衛司令部所属の対南工作指導員にも同じ内容を口頭で報告し、新義州(シンイジュ)市の招待所で対南工作指導員から教育を受け、5月中旬に韓国に再入国した。
イ容疑者はこの過程で北朝鮮当局から脱北者同志会と統一関連団体などに加入し、活動した後、会員証を証拠として持参して再入国するよう指示を受けたことがわかった。
しかしイ容疑者は韓国入国後、中国内の北朝鮮連絡責任者に無事到着した旨を報告したが、不安を感じて関係当局に自首し、現在、任意で聴取を受けている。
イ容疑者は1997年に脱北し、中国で靴磨きなどをしながら不法滞在者として生活し、中国警察に捕まった後、強制送還された。その後、北朝鮮保衛司令部の中国地域の工作員として活動させられ、2002年11月、中国・北京の韓国大使館領事部に駆け込み、2003年1月に韓国入りした。
イ容疑者は中国での活動について、2003年に韓国入りした直後に関係機関に供述し、一般脱北者として認定された。
関係当局の関係者は「イ氏は2003年に入国後、国内で結婚するなど平凡に暮らしてきたが、北朝鮮の家族に会うため入国する過程で捕まり、威圧を受けながら韓国の事情を報告し、教育を受けたようだ」と述べた。
チョソン・ドットコム
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/02/20041202000026.html