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(回答先: <五輪レスリング>全階級メダル獲得で奮闘を象徴する日に(毎日新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 8 月 24 日 03:10:59)
準決勝で娘の浜口京子が敗れたことに抗議、会場の警備員に止められるアニマル浜口さん=ロイター
レスリング女子72キロ級準決勝。ぼうぜんとマットに立ち尽くす浜口京子(26)に向かって、父親の元プロレスラー、アニマル浜口(本名・浜口平吾)さん(56)は観客席の最前列から身を乗り出して、「京子、お前は負けてないぞ」と叫び続けた。
金メダルの期待が高かったが、準決勝で中国の王旭(18)に敗れ、決勝進出を逃した。浜口は3位決定戦で、銅メダルをかけて戦うことになった。
頂点の座を逃した準決勝。場内掲示板のミスで一時、相手の得点が浜口側に加えられて表示されたこともあり、浜口はなかなか敗戦に納得できない様子だった。試合終了後、審判が握手をすすめても、浜口はそれに気づかず、客席の父親に助けを求めた。
「判定疑惑だ」「抗議しろ」。父親は手を振り上げて絶叫し、武装した警備員ら数人に取り囲まれた。母親の初枝さんは「もういい、お父さん、静かにして。五輪で負けても、うちの家族は幸せなんだから」と夫を大声でなだめた。
それほど親子で、今回の五輪に賭けていた。レスリングを始めたのは13歳のとき。「将来、何になりたいんだ」という父の言葉がきっかけだった。その父の厳しい指導を受けながら、浜口は力をつけた。開会式では日本選手団の旗手を務める注目選手でもあった。
観客席には、必勝はちまきで太鼓を鳴らし、千羽鶴を振り回しながら応援する浜口の地元、東京・浅草からの応援団が約30人。桃太郎などの奇抜な衣装で海外メディアの注目を集めたが、準決勝で浜口が敗れると、外国人記者たちは応援席の怒号に恐れをなすように立ち去った。
(08/23)
http://www2.asahi.com/2004athens/fighting/wwrestling/TKY200408230379.html