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「自衛隊撤退」訴え全国で集会・デモ イラク戦争1年
朝日新聞 3月20日
http://www.asahi.com/national/update/0320/017.html
米英軍によるイラク攻撃開始から1年の20日、北海道から沖縄まで百数十カ所で「占領終結」や「自衛隊撤退」を求める集会やデモがあった。東京・日比谷公園では、午後2時過ぎで2.7度と真冬並みの気温と雨の中、主催者発表で3万人以上が集まり、寒さに震えながら反戦を訴えた。開戦前と同様、欧米の市民団体連合が呼びかけた世界一斉の反戦行動は、日本を含むアジア太平洋諸国から始まり、欧州各都市へ広がった。
「武力では何も解決しない。撤兵を」「占領開始後こそテロが続発している」。世界一斉の反戦行動日の20日、東京・日比谷公園と芝公園であった集会とデモに冷雨の中、主催者発表でそれぞれ3万人が集まった。イラクで人道支援を続けるNGO(非政府組織)代表らの現状報告に、色とりどりの傘が揺れた。
日比谷公園では二つの会場で集会があり、周辺は入りきれない参加者であふれた。51の市民団体でつくるワールド・ピース・ナウの実行委員、星野ゆかさん(35)は「イラク攻撃開始以降、分かっているだけで1万人以上の人が死んだ。自衛隊派遣によって私たちも危険にさらされている」と訴えた。
日本国際ボランティアセンター(JVC)の熊岡路矢代表は「米国の国益のための戦争だとの批判もあるが、現実はその国益さえ壊している。復興支援をビジネス化する一部の集団の私益に奉仕した戦争だ」と指摘した。神奈川県在住の米国人英語教師、ロバート・スミスさんは「米国の犯した間違いのために、自衛隊は派遣されている」と話した。
交通・運輸関連労組20団体の集会には約5千人が参加、シンガー・ソングライターの横井久美子さんによる反戦歌などのコンサートがあった。公園内で、様々なグループが独自の集会も開いた。
共産党系労組などが呼びかけた芝公園での集会では、米英軍の攻撃が始まった午前11時33分、参加者らが一斉に白いハトや風船を飛ばして犠牲者を悼み、戦争に抗議した。 (03/20 20:46)