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(回答先: 実に間抜けな自称平和主義者のコスタリカ礼賛に冷水をぶっかける意地悪情報 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 3 月 16 日 08:15:48)
7年ほど前の話。
信じるか信じないかは、それぞれの自由です。
警察はあっても軍隊が無いコスタリカでは、国境警備隊のような準軍事組織もない。
だから、国境のジャングルを抜けて隣のニカラグアから強盗団がやって来る。
それこそ「○○引越しセンター」みたいなノリで屋敷の玄関に大型トラックを横づけし、冷蔵庫やらテレビやら家財道具を短時間で積み込み、またジャングルを抜けて去って行く。
宝石・貴金属はすぐ足がつくから手を出さない。それより日本製の電化製品の方が安全で、高値で売れるから人気があるそうです。
コスタリカ政府も警察もなんとか捕まえたいが、国境警備隊を持てないからジャングルに入ることが出来ない。
そこで秘密裡に傭兵を募集し、ニカラグア側のジャングル地帯まで強盗団を追い駆け退治する(逮捕じゃないよ)計画を立てた。
その人員募集の話が、さる日本人傭兵のところに持ち込まれたそうな。
結局、
「アジア系の人間では、現地では目立ち過ぎるから秘密の作戦行動なんて出来ない。
やるんだったらラテン系の白人を集めたほうがいい」
と、断ったそうですが。
今も、誰も知らないジャングルの中で、非武装国家コスタリカが編成した傭兵部隊と強盗団とが戦っているかも知れません。
「非武装中立」という理想と、「殴られたくなかったら殴り返すしかない」という現実と。
それが大っぴらに出来る国と出来ない国と。
世界は複雑ですね。