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(回答先: 参考:コスタリカ小史(違いはおおっぴらかどうかだけか?) 投稿者 せんそうとはこういう物 日時 2004 年 3 月 16 日 13:38:59)
現在、北朝鮮の総人口は2千万人。その内の5%に当たる百万人の軍隊を持っている。
一般的に平時において総人口に占める軍隊の割合は1〜2%。中国の人民解放軍(240万)や日本の自衛隊(24万)は0.5%で、国際社会から見ればむしろ少ないほうだ。
例外的にサダム・フセイン政権下でのイラクは北朝鮮と同じ比率で百万の軍隊を保持していたが、これは豊富な石油資産に支えられていたからであって、北朝鮮が如何に無茶な軍事政策を執っているかが分かる。
人口の5%が軍務に就いている。これは戦争をしていないのに戦争をしているのと同じ状態なんだ。
このままいけば「先軍政治」が国内資産を食い潰し、北朝鮮は一度も戦うことも無いまま滅びるだろう。
コスタリカのように人口の0.22%まで減らせとは言わない。だがせめて30%まで削減し、あとの70%に当たる人材と、予算と、資源を経済開発に流用すれば、いま経済的に破綻している状態から自力で復興することも出来るのに。
それを知らないのか、分かっていても権力を失うのが恐くて出来ないのか。
どちらにしろ、金正日は「戦争のイロハ」も知らない人物と言うしかない。
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コスタリカの軍事組織について、訂正。
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/sindou.html
自分が本人(「傭兵」では無く、その斡旋を頼まれた人物)から話を聞いた頃とは、大分状況が変わっているようです。