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(回答先: Re:アスナール敗北!「スペイン人は政府の情報操作には踊らされない」 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2004 年 3 月 15 日 10:35:45)
スペイン総選挙終わる 野党勝利の模様 イラク政策への批判 (asahi.com 3月15日 09時45分)
[要約]
14日に行われたスペインの総選挙は、開票率76.82で野党の社会労働党が43.1パーセントを獲得して、全議席350のうち165議席(選挙前は125席)獲得することがわかった。与党の国民党は獲得票37lで146議席(選挙前は単独過半数の183議席)に減少した。社会労働党はイラクからの撤退を主張しており、今後連立の相手先を交渉しながら政権運営を目指す。この予想外(当初、国民党の優勢が報じられていた)の国民党敗北は、アルナール政権が列車爆破テロで重要な情報を隠していると見られ、国民のイラク戦争批判の意見が強まったことが考えられる。しかし新政権がすぐにイラク撤退を行うか不明だ。
[コメント]
まだ100l開票ではないが、スペインの総選挙の結果が見え始めた。やはりスペインの国民は、列車爆破テロの情報をアスナール政権が意図的に操作して、ETAのせいにして国民党支持を集めようとしたことへの反発があった。犯行がアルカイダならスペイン政府のイラク政策を批判させ、国民を危険な状態にさせた責任追及が起きるからだ。逆に犯行がETAなら、強い政府への期待から国民党支持が高まる可能性があった。アスナール政権としては総選挙終了まで、なんとかETA犯行説で押し通したかったようだ。それが裏目に出た。
これを日本に置き換えるとどのような教訓が得られるか。まず日本へのアルカイダ大規模テロだが、夏の参議院選挙直前が狙われるか可能性が高い。総選挙前の日本人にテロで強烈な恐怖心を与えて、日本政府のイラク政策の変更を迫るのである。それをアルカイダはスペインの列車テロで行って成功した。
しかし日本での大規模テロとなれば、在留アラブ人の数が少なく、テロリストの行動が目立ってしまう。そこで海外の日本公館か日本企業のオフィイスや、日本の旅客機などが狙われる可能性が高くなる。むろんその中でも、サマワの自衛隊はアルカイダの最大のターゲットだ。サマワの自衛隊は油断してはいけない。
アメリカでも大統領選挙が過熱してくると、大規模テロが再び起きる可能性が高くなってくる。ますますアルカイダのテロ戦争は世界規模で拡大していくだろう。アメリカはイラク戦争どころではなくなり、日本もブッシュ再選が危うくなることを考慮する時がきたようだ。
http://www.kamiura.com/new.html