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(回答先: Re: 年金法本会議採決議運に共産党が協力!! 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 6 月 05 日 18:10:34)
長壁さんこんばんわ
いつも論争になっちゃってすみません。
ただ僕がいいたいのは、民主党と共産党とどっちがいいかと言うことではなくて、共産党が本当の共産党だったら本当はどうすべきだったのかということです。
悪法も法だというのなら、合法的に戦争をするアメリカやイギリスで反戦運動が成り立つのでしょうか? 日本の憲法も変えられたら、許せないけど仕方がないと言うことなのでしょうか? 未納問題でも明らかなように、法は支配の道具であり、支配者は民衆には法への服従を迫りながら、自分たちは従う気なんかないのです。
そもそも日本国憲法だって革命を認めてないのですから、憲法を守りますと言っていたら革命なんてできませんよ。(まあ共産党は、「革命をやる気はないから弾圧しないでくれ」と権力に頼むために法に従っているのでしょうが)
「悪法も法だ」というのは現体制を肯定する意思表示だと思います。そしてすべての運動を共産党の選挙運動に従属させるための詭弁だと思います。最高の民主主義は選挙では表現できない大衆運動の爆発によって勝ち取られるものだと思います。共産党に投票したって、投票した民衆が世の中を動かす力を持つことにはならないのです。運動に参加することによってしか、労働者は世の中を動かす力を持つことはできないと思います。
ちなみに民主党の3党合意は、与党と民主党が年金法の見直しの検討を継続する変わりに、民主党が衆議院での採決の議運に賛成するというもので、民主党は年金法そのものには衆議院でも反対投票をしています。議運に協力すると言うことが犯罪的だったのです。したがって民主党が3党合意を結んでやったことを、今回共産党は合意もなくやったということです。
共産党は世の中では一番体制を批判していると思われているので、支持者だけでなく、社会全体の攻防に大きな影響力を持っていると思います。だから、どんなデタラメなことを政府がやっても、きちんと法律を守って行儀よく「反対」すればいいという共産党の態度は、多くの人の怒りの表現手段を抑制するものになると思います。