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(回答先: バングラデシュの男性が日弁連に人権救済申し立て [朝日新聞] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 7 月 28 日 14:11:06)
更新日時 : 2004年07月27日(火)18:59
国際テロ組織アルカイダ幹部が日本に潜伏していた事件をめぐり、入管難民法違反(不法就労助長)の罪に問われ、罰金の略式命令を受けたバングラデシュ国籍の携帯電話販売会社社長イスラム・モハメッド・ヒムさん(33)が27日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、アルカイダとの関係を全面否定するとともに、日弁連に人権救済を申し立てたことを明らかにした。
ヒムさんは「(日本に一時潜伏していたアルカイダ幹部の)リオネル・デュモン容疑者は、プリペイドカードを買ってくれた顧客にすぎない。私はアルカイダ関係者として世界中に報道され、仕事も次々とキャンセルされた。もう一度仕事ができるようにしてほしい」と涙ながらに訴えた。
会見に同席した古川武志弁護士は「今回の捜査は、デュモン容疑者の入国を知らなかった警察がメンツを守るため、たまたま接点のあったヒムさんを逮捕しただけだ」と捜査当局を批判した。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040727/20040727a4510.html
国際テロ組織「アルカイダ」幹部とされるアルジェリア系フランス人、リオネル・デュモン容疑者(33)=ドイツで逮捕=の不法入国事件で、デュモン容疑者が日本潜伏中、新潟県内の地方銀行を通じてマレーシアやアイルランドに送金していたことが、捜査当局の調べで分かった。デュモン容疑者と、プリペイド式携帯電話販売会社経営、バングラデシュ人のイスラム・モハメッド・ヒム容疑者(33)は、マレーシアにも頻繁に入国していた。捜査当局は、マレーシアが勢力圏内のイスラム過激派「ジェマー・イスラミア(JI)」と連携していた可能性があるとみて追及する。
調べでは、デュモン容疑者は02年7月から昨年9月まで4回にわたり出入国していたが、新潟県聖篭町の中古車販売会社などにパート勤務していた際、同県内の地方銀行から海外送金していた。少なくともマレーシアに約6万円相当を2回に分けドル建てで送金、アイルランドにも約20万円を円建てで送金していたことが確認された。
デュモン容疑者が偽名で開設した郵便局口座は1000万円以上の資金の出入りが既に確認されており、ほとんどが海外に送金または持ち出されたとみられている。デュモン容疑者は複数の偽名を使い分けており、捜査当局は別の金融機関からも複数の偽名で海外送金していたとみて、デュモン容疑者の立ち回り先周辺の金融機関などで調べを進めている。
マレーシアは、アルカイダと関連が深いとされるインドネシア拠点の「JI」の勢力が強い地域とされている。JIは90年代初頭、アフガニスタンでウサマ・ビンラディン氏と会談した指導者(死亡)が設立。少なくとも100人のメンバーがアルカイダ軍事訓練キャンプで訓練を受けたとされ、東南アジア全域を活動地域としている。02年にインドネシア・バリ島の爆弾テロ事件を実行し、資金はアルカイダから受けていたとされる。
また、アイルランドもアルカイダ関係の勢力の浸透が指摘されている。
また、ヒム容疑者は、パキスタンのイスラム原理主義政党「ジャマティー・イスラミー」バングラデシュ支部と関連があるとの情報もある。捜査当局はデュモン容疑者らと海外テロ組織との関係解明を急ぐ。
◇逮捕者5人に
警視庁公安部などは26日、埼玉県川口市西川口4、職業不祥のバングラデシュ人、モハメド・アクタール・ホセイン容疑者(29)を出入国管理法違反(不法残留)容疑で現行犯逮捕した。今回の強制捜査で逮捕された外国人は計5人になった。
イスラム・モハメッド・ヒム容疑者(33)経営のプリペイド式携帯電話販売会社の川口市にある社員寮を家宅捜索した際、寮にいたホセイン容疑者が不法残留と認めた。社員ではなく、リオネル・デュモン容疑者(33)との関係は確認されていない。
毎日新聞 2004年5月27日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040527k0000m040151000c.html