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鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(9)【親友はサイコパス?】
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投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 6 月 29 日 10:36:05:0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 酒鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(8)【真犯人のプロフィール――目撃証言から考える】 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 6 月 29 日 10:01:49)

鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(9)【親友はサイコパス?】
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■産経新聞大阪本社編集局著「命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件」は、神戸事件の取材現場が如実に記された興味深い一冊ですが、この中に、少年Aの逮捕直後「Aってどんな子だった?」と記者たちが住民に訊ねて回ったときの反応が記されています。

・髪の毛が長くて暗い感じ。リュックサックを背負っていつも一人でいたみたい。
・よくしゃべる明るい奴だった。先生の話とかをネタに盛り上がった。
・漫才師みたいにギャグを言う面白いおにいちゃん。
・弟思いのお兄さんで、よく鬼ごっこをしていた。引っ越しした後、須磨で会ったらおばあちゃんと一緒に愛犬を可愛がっていた。命を粗末にするような子供ではなかった。
・少年は明るい性格です(証言多数)。

記者たちはこの時既に、少年Aに関して「友人への暴力、不登校、ホラービデオマニア、ナイフの収集、猫虐待…」といった背景を(警察から)仕入れています。おまけにAは、あの生首事件の犯人として逮捕されているわけですから、そりゃあもうネガティブな「そういえば…」的な証言が上がるだろうと思っていたのでしょう。

でも、そうではなかった。結局この、黒白正反対ともいえる大きな食い違いは「少年Aの不気味な二面性」として、記者さんたちの中では処理されてしまったようです。

でもね、この矛盾の解釈は、もう一つあるでしょう? そう、どちらかが嘘なんです。「明るい人だった」は、直接接した人たちの情報。だから嘘ではありえません。反して「ホラービデオマニア」や「猫虐待」は、すべて伝聞情報です。この伝聞情報がすべて大嘘だったのですね。

少年Aは犬のサスケや亀を非常にかわいがり、その一方でナメクジやカエル、猫などを解剖していたとされ、少年A 矯正2500日全記録ではこれを「Aの『強者・弱者』の判断が偏っていて、非常に利己的なものであったことの証明だ」などと断じていますが、これだって利己的なんかでも何でもない、要するに「ナメクジやカエル、猫などを解剖していた」が大嘘だっただけの話です。


「人間が野菜やから殺していいねん」アメリカのホラー映画のビデオを友人に貸した時、少年は言った。

このころ、少年の家へ行った友人は背筋が寒くなったという。1階奥のテレビ部屋の棚にあった10体ほどの小さなドラゴンボール人形のいくつかに首がなかったからだ。淳くん殺害事件の約半年前のことだ。
(読売新聞・97年7月1日/真相―神戸市小学生惨殺遺棄事件より孫引き)


兵庫県警が少年の部屋から押収した百本以上のビデオのうち、海外のホラー作品に淳君事件の手口に似たものがあったとされる。


スリルがあっていい。いつかやってみたい」
淳君殺害事件の前。少年は一緒に下校中の中学の同級生に好きなホラー映画の場面をよく口にしたという。

特に少年が好んだ米映画「13日の金曜日」シリーズは、殺人鬼ジェイソンが、斧やナイフで次々と人を惨殺していくものだ。少年は夢中になってその面白さを語った。
(少年―小学生連続殺傷事件・神戸からの報告)


当時、ほとんどのメディアが「警察がA少年の家からホラービデオや連続殺人犯についての本を押収した」と報じましたが、7月15日には捜査一課長がこれを否定し、結局家裁でも「ホラービデオが動機の形成に直接影響を及ぼしたとは認められなかった」と判じられています。「少年Aはホラービデオマニア」というのは、まったくの嘘偽りだったのです。


Killer―酒鬼薔薇聖斗の深淵によれば、少年A逮捕直後の7月1日には、武藤嘉文総務庁長官が記者会見で「この中学生が犯行に及んだ背景には、残虐なビデオ、雑誌などの影響があった」と述べたそうです。Killerの著者はこの発言を「表現の自由を制限したいがための勇み足」だと断じているのですが、私は長官の「影響があった」という断定口調が気になります。どうせビデオや漫画の影響があったんだろうと脳内で考えただけなら「影響があったのではないか」となるはずです。それを「影響があった」と断言するあたり、長官はこのとき、警察から「Aが人の首を切るビデオを見て真似をしたいと言っていた」なんていう嘘話を、聞かされていたのではないでしょうか。


猫虐待の話は、もっと具体的です。

少年は、自宅近くの公園で、下校中に通りがかった同じ中学の友人3人に、高さ7、8センチのジャムの小瓶を見せた。瓶の中に、ピンク色の薄っぺらいものが2、3枚。水気を含んだ塩もたっぷり入っていた。

「スルメかなあ」
「違う。もっとよう見てみ」

首をかしげる友人らに「猫の舌。家の天井裏にあと10枚くらいあるから、欲しかったらあげるで」と少年は話し始めた。言われてみると、ピンク色の物体の表面にぶつぶつが認められた。(略)淳君事件の前の97年5月中旬だった、と友人らは記者に話した。
(少年―小学生連続殺傷事件・神戸からの報告)

「ジャムの瓶」は「ワンカップ」とか「佃煮の容器」等になっている媒体もあります。こういうのを読むと、少年Aが猫を何匹も虐待していたかのように思えます。けれども、少年Aが猫の虐待をしたという直接の目撃証言は、神戸新聞社の独自調査によれば、遂に発見されなかったといいます。「中学3年になると急増した」という動物虐待の目撃証言は、ことごとく偽りだったのです。

それにしても、こうして記事だけ読むと、何人もの友人たちが、Aの恐ろしい場面を実際に目撃して語っているように思えますね。私も事件当時の報道を見ていて「殺人をするような子のくせに、友人だけはやけに多いな」と、奇妙に感じたことを覚えています。でもこれは要するに、たった一人の生徒の供述調書の内容が、バラバラにされて流されたものなのです。猫の舌について「友人3人が記者に話した」というのもおかしいですね。結局その瓶はこの世には存在しなかったのだし、それを見せられた友人3人だって、いるわけがないのです。事実関係を確認しないで、いかにも取材したかのように書いているだけなのでしょう。

警察に嘘八百を語ったその生徒は、以前は少年Aの親友だったという少年Cでした。彼の嘘は、今でこそバレてしまっていますが、誰もその嘘の意味を問おうとはしません。年端もゆかない少年の悪ふざけだった――そんなふうに思われているのではないかと思います。

しかし「猫の舌」ですよ? 単なる嘘にしては、話が凝り過ぎているのではないでしょうか。嘘もここまで具体的かつ悪質だと、これはもう異常といったほうがいい。そうした異常な虚言癖を持つ少年Cですが、このCによる少年Aに関する嘘は、事件後の一時期にのみ花咲いたわけでは決してなく、実はその一年以上も前から続いていた可能性が大いにあるのです。


■少年CのAに関する嘘ないし虚言は、中学2年になってすぐの頃には既に始まっていたと考えられます。「少年A」この子を生んでの母親の回想によれば、Aは中2のときに急に無気力になり「みんな、僕のこと怖がってるみたいやわ」と言ったといいます。理由を訊ねた母親に、Aは「誰かが、僕のあることないこと言いふらしてるから、そのせいちゃうか」と答えました。この頃から既に「誰かが」Aを陰で中傷していたのですね。

Aの親が学校から何度も呼び出しを受け「先生は、関係ないのに、僕ばかりしょっちゅう呼ぶ」とこぼしたこともありました。同じく教師に関しては、やはり中 2になった頃、Aが泣きながら家に帰って来て「先生はぼくをおかしいと思ってるんや」と母親に訴えたことがあります。Aの「友達」が、ある先生から「Aはちょっとおかしい子だから、一緒に遊ばないように」と注意された、というのです。そのことを「友達」から「打ち明けられて」、Aは泣いたのでした。

この時には、Aの母親が「その先生はウチの子に謝って欲しい」と学校に乗り込んでいます(誰ですか? この母親に愛情がないなんて言った人は)。ただし応対したのは生活指導の教師で、どの先生がそんなことを言ったのかはわからずじまいでした。もしこのとき、その先生を探し出す努力が払われていれば、そんなことを言った先生はどこにもおらず、この話は「友達」の作り話であることが判明したかもしれません。

とにかくこの頃はまだ、Aは少年Cを疑ってはいなかったようです。ところが時を経て、中3になった5月13日、淳くんが殺害される11日前のこと、少年A はとうとう、この少年Cを殴ってしまいます。陰で嘘を言いふらされることに業を煮やしたのですね。「身体障害者をいじめた」「猫を虐待している」――そうしたことを塾などで言われていたのだと、少年Aは、その時学校に呼び出された父親に語っています。教師から「Cに謝れ」と言われても「ずっと中傷され続けて苦しんできたから謝らない」とAは言い張りました。

Aは、Cの裏切りに、いったいいつ気づいたのでしょうか。Cと同じ塾に通う子に、やめてくれと伝えてくれるよう頼んだけれども、それでもCはAに関する嘘を言いふらすことをやめなかった。それで殴ったのだといいます。しかし、自分について誰かがひどい嘘を流しているなどとは、日常の中では、なかなか想像できるものではありません。どうも周囲の態度がよそよそしい、何か変だ…といったことで、それがCの仕業だとわかる前にも、Aはずいぶん悩んだだろうと思います。それが中2になってからの、Aの不安定さの原因だったのではないでしょうか。

暗い森―神戸連続児童殺傷事件によれば、Cとの喧嘩のあと、少年Aは公園で友人に「教師に殴られて学校に来るなと言われた、学校に恨みがある」と公園で「友人」に言い「そのうち大きなことをやってやる」と宣言したとされています。この本を出した朝日新聞社は当時、検察の御用達だったようですが、これらもやはりCの調書に盛り込まれていることなのでしょうか。もちろんこれらも大嘘で、体罰も停学もなかったし、不登校はAの親の判断でした。その間、学校の勧めによって、少年Aは児童相談所にきちきち通っています。後に家裁も、少年Aが学校に恨みなど持ってはいなかったと認めざるを得ませんでした。

とはいえ、それらが嘘であると判明するのは、遥か後になってのことです。淳くん事件が起こる直前の少年Aには、それまで散々振り撒かれてきた「Aは猫を虐待している」という噂と、同級生を殴って不登校という「学校を恨む理由」の2点がきっちり備わっていたわけです。まさにそういうタイミングで、まず中学校の前に手足を切られた猫が捨てられ、次に人の頭部が置かれ、しかも「犯行の理由は学校や義務教育への恨みだ」と書かれた犯行声明文が明るみに出るのです。実に奇妙な符合ではありませんか。


■神戸新聞社に第二挑戦状が届いたのは6月4日です。少年Cが警察調書にサインをしたのは6月7日ですが「淳くん事件をやったのはAだと思う」と警察に話したのは、おそらく6月5日でしょう。5日のうちに、警察は少年Aの中学校に出かけ、A(のクラス全員)の作文を提出させているからです。

Cの供述内容は、神戸事件を読むによれば、以下のようなものでした。


元同級生は調書の中で、A少年の悪口をいったこと自体は否定している。しかし否定はしたものの、実際に続く調書の中で、一連の事件の犯行があたかもA少年の仕業であるかのような証言をしている。

《女の人を見ると、顔より先に首筋に目が行ってしまう、(略)人を切りきざんだりすると気分が良い、人を傷つけてみたい》

あるいは、第二挑戦状の文言を思い起こさせる次のような発言、

《自分以外の人間が、皆野菜に見えてしまう、野菜を切りきざんだり、野菜をつぶしたりしても、悲しむ人間なんか、誰もいない、だから野菜には、何をしてもいい》

そして3月の通り魔事件に関しては、ズバリ、

《俺がやった、酒飲んでいたから、覚えてないが、80パーセント俺がやった》

これらの発言を、元同級生はA少年本人から直接聞いたとして、

《今までのA君との交際の中で感じることですが、A君なら(5月事件を)やりかねない、と思っています》

と証言しているのである。

「A はホラービデオをいっぱい持っている」「Aは猫を殺している」「Aに殴られて前歯が3本折れた」などという話はすべてデタラメですが、これらもあるいは、同じ調書で少年Cが話したことなのでしょうか。ホラービデオも猫の舌の入った瓶も、Aの家から遂に押収されることはなく、Cの前歯が折れたという事実もありませんでした。いずれにせよ、Cの語ることはすべて嘘なのです。しかしながら、この警察調書に語られたことこそが、兵庫県警を少年A逮捕に向かわせた、たった一つの理由だったのですね。それ以外の決め手は何一つなかったのだと、当時兵庫県警の担当記者だったという人が、98年8月号の「噂の真相」で語っています。

もっととんでもないのは、兵庫県警が容疑者を少年Aに絞り込んだ、その決定的理由である。

実をいうと、前述した90通以上の調書の中には、たった1通だけ、少年Aが逮捕される前の日付の員面調書(警察調書のこと―当サイト注)があった。それも6月7日、少年Aが逮捕される20日も前のものである。調書の主はYという少年Aの元同級生。

(略)

それにしても兵庫県警はなぜ、この元同級生だけをこんな早い時期に事情聴取していたのか? 答えはズバリ、この元同級生だけが少年Aの犯行を示唆していたからである。

(略)

ようするに、兵庫県警はこの元同級生の証言を唯一絶対の根拠に、容疑者を少年に絞り込み、強引に自供に追い込んでいったのだ。前出の兵庫県警担当記者もこう証言をする。

「兵庫県警は表向き、淳君捜索の時に少年とすれ違った機動隊員の証言から絞り込んだなどとしていましたが、これは真っ赤な嘘。すべてはこの元同級生の証言で、それ以外には何もないはずです。(略)『懲役13年』というのも、出所はこの元同級生。彼が少年Aに頼まれてワープロで打ったと言って、当局に提出したんです」

(略)

実際、この(略)「懲役13年」という作文にしても(略)少年A本人が文案を作ったという確証はどこにもないのである。

(噂の真相1998年8月号「極秘検事調書の流失で謎が判明した『酒鬼薔薇』少年逮捕の大疑惑」より)

「噂の真相」におけるその記事の目的は、Cが「暴行を受けた恨みでいい加減な話をデッチ上げた」可能性を指摘し、それを真に受けた警察を揶揄することにあったようです。しかしですね、Aに関するCの嘘は、このときに始まったことではないのですよ? 一時の気の迷いや、お祭り騒ぎの悪ノリなどではまったくなく、非常に陰湿な形で、一年以上も続いていた可能性のほうが遥かに高いのです。

Cは重度の虚言癖患者で、周囲の人はみな、Cが狼少年であることを知っていたのでしょうか。それともCは、他の人々に対しては常に誠実で、ただ少年Aについてだけ、このように陰湿な嘘を言いふらしていたのでしょうか。だとしたら、その理由は何なのか? Aに対する恨みでしょうか。聞けばAとCは小学校の頃からの付き合いだったそうですが、たとえば中2になった頃、Aは何か、Cの気に障るようなことでも言ったりしたりしたのでしょうか。

平気でうそをつく人たちでは「邪悪な人は、自分の罪を他人に転嫁することで自分を清浄に見せようとする」といった指摘が為されています。ホラービデオを見たり猫を虐待したりしていたのは実は他ならぬ少年Cで、それを少年Aのやったことだと言いふらしたのか。自分が罪から逃れるために?

それともCは、最初から自分の獲物として、Aに近づいただけなのか。「先生がオマエのこと、おかしいから付き合うなって言ってたで」と嘘を言って泣かせたり「あいつなら殺人もやりかねん」と嘘を言って無実の罪に陥れたりするための哀れな獲物として?

いずれにしても、少年Cの嘘は非常に悪質なものですし、これらの嘘だけ考えてみても、少年Cは非常に邪悪な人間であることがわかります。これってもう「サイコパス」の域ですよね。良心の呵責なく平気で嘘をつき、他人を意のままに操ろうとするサイコパス。「あの子はおかしな子だから、一緒に遊ばないように」などという教師の言葉が、実はC自身について言われたものだったとしても、少しも不思議ではありません。


■少年Cには、虚言癖がある。それは確かです。さて、ここから先の話としては、以下の2つの可能性があると思います。一つは:

・少年Cは「単なる虚言癖」であって、何らかの理由でずっと少年Aを中傷していた。そこにたまたま「誰かが」淳くん事件を起こし、その際にもいつもの虚言癖を発揮した少年Cは、事件の内容を連想しながら「少年Aが猫を虐待していた」「Aは首を切るシーンのあるホラー映画が好きだった」「Aは学校を恨んでいた」従って「Aがやったとしても不思議ではない」と(嘘を)供述した。それを信じた警察はAを捕まえた。Cの供述が嘘であることがバレた今も、Cは「あれは嘘だった」とは言っていないし、虚言癖の人がしばしば自分の虚言を真実だと信じるように、ほんとうにAが犯人だと信じているのかもしれない。

というもの。もう一つは:

・少年Cの一年以上に渡る少年Aへの中傷は、すべて淳くん事件のための布石だった。凶悪殺人者・連続殺人者の多くは過去に動物を虐待した経験を持つというプロファイリングの知識を生かし、まず「Aは猫を虐待している、猫の舌を集めている」といった噂を流した。淳くん事件の直前に、猫の死骸を中学校に置き、それが少年Aの仕業であると連想されることを期待した。それから淳くんを殺害して首を切り、頭部をやはり中学校の前に置くことで、それもやはりAの仕業であるかのように見せかけた。犯行理由が学校への恨みであるかのように書かれた声明文を新聞社に送りつけ、その翌日には警察に赴き「少年Aが猫を虐待していた」「Aは首を切るシーンのあるホラー映画が好きだった」「Aは学校を恨んでいた」従って「Aがやったとしても不思議ではない」と(嘘を)供述した。それを信じた警察はAを捕まえた。すべては少年Cの筋書き通りに運んだ。

というもの。つまり、少年Cこそが淳くん事件の真犯人ではないか? ということです。もちろん証拠もなしに、軽々に人を犯人扱いすることはできないのですが、このことを書かないと話が先に進みませんので、ここは一つ、アホな私の脳内推理としてお読みください。少年Cが淳くん事件の犯人であるという「直接証拠」が何一つないことはいうまでもありません(少年Aが犯人であるという証拠も何一つありません)。


■少年Cと淳くん事件つまり酒鬼薔薇事件を結びつけるものは、今のところ2点ほどあると思います。うちの一つは、例の「懲役13年」でしょう。この文書は、97年4月に少年Aが作り、Cに清書を頼んだものとされています。

A君が、自分なりに考えて作ってきた「懲役13年」と題する、レポート用紙一枚の文書を僕が、使っているパソコンで、清書してやったことがありました。(略)春休みが終わって新一年生の歓迎会があるまでの間のことでした」「僕が(A君から)暴行を受けた5月13日、一枚だけを、プリントアウトして、フロッピーは壊してごみ箱に捨ててしまいました。プリントアウトした、懲役13年、と題した文章一枚は、両親に渡し、A君の怖さを訴えたのでした。今、この文書の内容を出来るだけ正確に思い出して紙に書いてみました」
(6月7日警察調書/真相―神戸市小学生惨殺遺棄事件)

そのパソコンで打ち出した文章を一枚だけ持っていましたので、この度警察に提出しました。
(7月12日検察調書/真相―神戸市小学生惨殺遺棄事件)

これはつまり、6月7日には警官の前で手書きして、その後、7月12日までにはプリントアウトしたものを家で見つけて警察に提出した、ということなんですかね。とにかく神戸事件を読むの著者は「あの難解な文章が、一度パソコンに打ち込んだくらいで記憶に残るとはとても思えない」と素直な感想を洩らし、ゆえに「懲役13年」は警察の偽造ではないかと疑っています。

でもねえ、警官の中にだって、あんなこと考えてる人なんていませんて。それに少年Cは「両親に見せた」と話しています。Cと警察の間だけの話ではなく、C の両親まで巻き込んでいることから「懲役13年」のプリントアウトが、5月13日の段階で少年Cの自宅に存在したことは信じていいと思います。

ともあれ、少年Aが中3になって書いた作文「三年生になって」が衝撃的に平凡であったことから、この「懲役13年」が少年Aに書けたわけはない、という点は、どの冤罪派も必ず指摘するところです。

このことに加えて私は、4月の時点では少年Aはまだ、ワープロ清書を頼むくらい少年Cと付き合っていたのかな、と不思議に思います。AがCの裏切りに気づいたのがいつなのかはわかりませんが、5月13日にCを殴った時点でAは「Cに長い間苦しめられた」と語っています。Cのいう「4月にワープロ清書を頼まれた」が真実であれば、仲違いはその後、つまりこの「長い間」とは、一ヶ月もしくはそれ以下ということになりますけれど、どうなんでしょうね。

また少年Cは「Aってこんなに怖いヤツなんだ」という証明のために「懲役13年」を両親に見せたとのことです。もちろん両親にとっては「ウチの子が殴られた」という事実があるわけですが「懲役13年」を読んで「Aって何て恐ろしい子なんだろう!」という結論になりますかねえ? 確かに「懲役13年」には「自分の中に魔物が住んでいるんだけど、外から見ただけではわからない」みたいなことが書いてありますが、言葉自体は整然としていますので、感情的な恐怖を煽られることはありません。両親がCを転校させたのだって、ただ「CがAを怖がるので」、Cの希望を叶えただけでしょう。

事実、少年Cの母親は、Cが「椅子に座って体を丸めたまま、震えて」おり「殺されるかと思った」と訴えているにもかかわらず、訪問した教師による被害届提出の勧めには「(Aのことは)小学生のころから知っているし…」と躊躇ったといいます。応対した交番でも「たいしたことない」と一蹴されています。「少年 C/教師」と「Cの母親/警官」の温度差は、なかなか興味深いです。教師のほうには、それまでCから刷り込まれた「少年Aは危ない」という頭でもあったんでしょうかね。

ところで私たちは「懲役13年」を書いたのが猟奇殺人犯の少年だと聞かされるからこそ「これが殺人犯の内面なのか!」などと、そこに特別な意味を見出すわけですが、もし何の予備知識もなしに「懲役13年」を見せられたとしたら、どんなふうに反応するでしょうかね? 「何だか難しい」「あっそう」くらいでスルーしてしまう人がほとんどじゃないでしょうか。そこに殺人予告を見る人など、まずおりません。恐ろしいというなら「オマエを殺してやる、ケケケケケ」とかのほうがずっと恐ろしいですからね。「ケケケケケ」がネットにあったりしたら、即通報モノです。「懲役13年」の文面が載ってたら通報しますか? しないでしょう。

つまり、淳くん事件の前の5月13日の時点では「懲役13年」を「恐ろしい詩だ」と思っているのは、少年Cだけだったということになります。なぜでしょうね? 殴られるとき、少年Aの目の中に魔物を見たからでしょうか? 先生に呼び出されて泣きながら「謝りません!」というAに?(ここでシャアシャアと謝ることができてこその「魔物」でしょうに)

少年Cが「懲役13年」を怖いと思うのは、要するに「これは怖い詩なんだ」と思って書いたからですよ。自作なんです、少年Cの。だから警察でも思い出して書くことができたのです。第二挑戦状について「自分だけわかって書いているようなところがある」といいましたが、それと同じ間違いです。「自分だけ怖いと思って書いて、他人も当然それを怖いと思うはずだと思っている」んですね。

もしこれがほんとうにAの作であるならば、少なくとも5月13日の時点では、いかなCでも「懲役13年」が「Aが恐ろしい人間であるという証拠」になるなどとは考えなかったでしょう。ちなみに、Aの自宅からは「懲役13年」の下書きなどは一切見つかっていません。友人に清書を頼むほど大事な詩にしては、ずいぶん粗末な扱いです。

また「懲役13年」は、Cが自分の嘘の供述を警察に信用してもらうために、挑戦状の内容に合わせて作った即席の小道具などでもありません。虚言の供述を支える小道具ならば、事件が起こり、声明文が公開されて、それらの中身を知ってから、猟奇殺人者だなと想定した上で書くはずです。しかし「懲役13年」は、事件前の5月13日にはすでに、この世に存在したのです。

淳くん事件という猟奇殺人が起こる前から、少年Cは、サイコパスやプロファイリングに関する本からあれこれ引用することで「懲役13年」を作っていたのでしょう。そしてそれを「Aの自作だ」と偽り「Aはこんなに怖い」と両親に訴えることで「懲役13年」の目撃者を作っておいた。するとそのあとで、学校前に生首を置くという猟奇殺人事件が実際に起こった。この符合も、ただの偶然なんですかね? 「懲役13年」もまた、Aを確実に陥れるための布石臭い、と思うのは私だけなのでしょうか。

「懲役13年」の中には、以下のようなくだりがあります。

大多数の人たちは魔物を、心の中と同じように外見も
怪物的だと思いがちであるが、事実は全くそれに反している。
通常、現実の魔物は、本当に普通な“彼”の兄弟や
両親たち以上に普通に見えるし、実際、そのように振る舞う。

原典はウィリアム・マーチ「悪い種子」ですが、実際には診断名サイコパスからの孫引きのようです。元の邦訳と比べてみると、おもしろいことがわかります。以下が元の邦訳です。

まともな人たちはサイコパスを、心のなかと同じように外見も
怪物的だと思いがちだが、事実はまったくそれに反している……
通常、現実のモンスターたちは、ほんとうにノーマルな彼らの兄弟や
姉妹たち以上にノーマルに見えるし、実際、そのようにふるまう。

「モンスターたち」という複数形を「魔物」という単数形に変えて「彼らの兄弟」を「彼の兄弟」としている。「姉妹たち」は「両親たち」となっています。兄弟姉妹つまりBrothers and sistersなんて、特に意味を持たない慣用句のようなものなのに、それをわざわざ「兄弟や両親たち」などと、不自然な言い回しに換えている。しかも「彼」にはクォーテーションマークつきです。

姉妹がおらず、兄弟と両親がいる、特定の「彼」とは誰なのか? それは少年Aです。「懲役13年」は、あたかもAが自分のことを魔物と見なして書いたかのように偽装されているのですね。事件の起こる10日以上あるいはそれよりずっと前から、こうした文書が少年Cの手元に準備されていたことを、いったいどう考えればいいのでしょうか。


■少年Cと事件を結びつけるもう一つの要素――それは、少年Cの嘘における、ちょっとした「おかしさ」「不合理さ」のようなものです。興味のある方は、暗い森などを参考に探してみてください。この本の中で、ソースが「友人」とか「友人たち」となっていて、少年Aの不気味な面を伝えている部分は、すべて少年Cの嘘であると考えて差し支えないと思います。事件を頭の中で再構築してゆけば、それらの嘘の「おかしなところ」が、きっと見えてくることでしょう。

これら2点に追加して、もう一つそれらしいエピソードといえそうなものが少年A 矯正2500日全記録に載っています。


Aはこんな話も元院生にしている。(略)同級生と一緒に、あるクラスの女の子を殺害して、それで有名になる計画を練っていたことを告白したのだ。
「『近くのマンションの駐車場にその子を呼び出して、向こうを向いた瞬間に体育館にあるマットのようなものでぐるぐる巻きにして縛った』と言っていました。その時、近所の老人か誰かに見つかって、結局未遂に終わったらしいのですが、それで有名になろうと思ったって、言っていました」

ほんとうなら酷い話ですが、実際にぐるぐる巻きにしたのか、しようと計画しただけなのかは、伝聞の伝聞ですので判然としません。しかしAがこうした邪悪な計画に加わるときには必ず「同級生」とか「友人」がそばにいることは注目に値します。この同級生は十中八九、少年Cです。少年Aが友人にパソコンで脅迫状を作らせて女の子を脅した、というエピソードもありますが、このときの「友人」もやはり少年Cなのです。

校長は見た!酒鬼薔薇事件の「深層」によれば、少年Aの行動は「下級生を暴力で脅迫し、金品を巻き上げるなどの、非行ではない。集団で特定生徒をいじめ死においやる陰湿ともちがう。言ってみれば「非行」と「奇行」のはざまにある」という印象を教師たちに与えていたようです。少年Aには、それらの問題行動が、飛び抜けて多かった。その時期は、校長のいうように、確かに思春期前期の心身ともに不安定な時期に相当するのですが、一方で少年AがCと付き合っていた時期にも相当するのです。

私たちは端から少年Aを凶悪犯だと思い、Aを中心にすべてを見ていますので、これら邪悪な行動の主人公もやはりAだったと思いがちです。しかし、Aが邪悪な行動を取るときには、必ずそばに少年Cがいたのです。少年Aは、邪悪なこの友人と付き合うことで、結局殺人犯の汚名までも着ることになってしまったのでした。


■もしも「少年Aが猫を虐待している」という陰口から、校門前に置かれた猫の死骸、そして淳くん事件とAの逮捕までが「少年Cというサイコパスが描いたストーリー」であったとすれば、そのストーリーには、いかなる意味があったのか。そのストーリーの成就によって、真犯人は何を得たのでしょうか。

一つには「人を殺して首を切ったが、少年Aをスケープゴートにすることで、自分は捕まらないですんだ」ということがあります。別の誰かが捕まってしまえば自分は安心です。少年Aが犯行を否認し、家裁も罪状認定しないという可能性もありえますが、幸い?そうしたことにはなりませんでした。完全犯罪なんて、簡単なものですね。通常の殺人なんかではなく、人々をアッと驚かせるような猟奇事件とし、あとは「あの人がやったと思う」と告げ口するだけでいい。事件の大きさにみな動揺してしまって、辻褄の合わないところもすべて無視して「あの人」が犯人ということで一件落着してくれるのですから。

しかし少年Cは、ほんとにああいう猟奇殺人を自分でやりたかったんですかね。殺害や遺体の処理の様子からして、すべてが非常に考え抜かれて行われているようですし、それらの手順はすべて「校門前に人の頭を置く」という目的のために捧げられているように、私には思えます。いわゆる快楽殺人に見られるという「殺すこと自体が快感」という目的があったのかどうか、その辺りどうも疑問が残るのです。

ただ、FBI心理分析官によりますと、快楽殺人犯の多くは、殺人の空想を幼い頃からあまりにも鮮やかに思い描いてしまうため、それを実現化しようとして実際に人を殺すのだそうです。そう考えると「猫の舌」に見られる少年Cの生々しい想像力は、やはり「殺す」ことへと繋がるものかもしれません。その場合には、淳くんを殺害することでも目的は達したといえるでしょう。そしてその後も、傷害や殺人等の犯行を重ねる怖れは充分にあります。

もう一つ、真犯人が得たもの、それは「少年Aを破滅させることに成功した」ということです。最初から、少年Aの破滅だけが目的だった、というケース。最初は、陰口を叩いて少年Aを孤立させ、彼が悩んだり苦しんだりするのを見ているだけで楽しかった。そのうち、もっと徹底的にAの人生を破壊してやろうと思うようになり、酒鬼薔薇聖斗という「学校を恨んでいるサイコパス」のストーリーを作り上げ、動物虐待の噂を立てるところから始めて数ヶ月をかけ、遂にはAを猟奇犯罪者並びに国民の敵に仕立て上げることに成功した――というような。

少年Aは、母親などから見ても「フニャッとしたノンビー」だったそうですから、いかにも御しやすそうで、それで目をつけられたのでしょうかね。真犯人の目的は「他人の人生を自分の思い通りにできるという万能感からくる快楽を手に入れること」だったのでしょうか。殺人もある意味、相手の生殺与奪を握るという快楽ではあるのでしょうが、この事件の真犯人の場合には、殺人と同時に、少年Aとその家族の人生が音を立てて崩壊してゆくのを楽しんだ、というようなところかもしれません。


■しかしまあ、何よりも14歳だか15歳だかの少年ですので、機動力がないという点は弱いんですよね、この説も。自分だけの作業場を持ったり、数10キロの胴体をその作業場から小山の上に運んだりといったことが、たった一人で可能なのかどうかという疑問はやはり残ります。

大人の共犯がいればあるいはですが、共犯というのは、一種の不確定要素ですからね。他人の悪口を言いふらすような人間に信用できる友人がいるとも思えないし、あるとしたら身内の線ですが、その場合、声明文を新聞社に送るなんてとこまで悪ノリできるものかどうか。結局その辺りの疑問は「懲役13年」をものするような超少年であれば、超人的な意志の力とリソースでもって、すべてを単独でやってのけることも可能なのではないか…などと「可能」の一言でスルーせざるをえない。しかしこれでは「場所とやり方次第では少年Aにも可能だった」とする検察のヘタレ論理と何ら変わるところがありません。

一方で、すべては少年CによるAを陥れるための計画だったとした場合、解ける謎も幾つかあるのです。たとえば、犯人は感熱紙を持っている、すなわちワープロあるいはパソコンを持っている。にもかかわらず、挑戦状が手書きだったのはなぜなのか。これは、少年Aがワープロを持っていないからです。挑戦状がワープロ書きであった時点で、Aは容疑者から外れます。それではAに罪をなすりつけることはできません。筆跡鑑定がどう転ぶか等気になりはしても、肉筆で書く以外になかったのです。

真犯人が感熱紙を所有しており、かつ挑戦状の文字がワープロ仕様だったこと。Cはパソコンを持っていたようですので、これも問題ないでしょう(ただしメーカーさえ合えばの話)。「懲役13年」を警察に提出した際の「紙」が、第一挑戦状に使用された感熱紙と同じだったかどうかは気になるところです。

淳くんはなぜ、犯人について行ったのか。これも、少年Cが淳くんと顔見知りであればいいだけのこと。なぜ淳くんが選ばれたのか? 淳くんは少年Aと、多少なりとも面識があったからでしょう。また淳によれば、少年Aには、淳くんをいじめた過去があります。「Aが障害者をいじめていた」という、少年Cが流した噂と合わせれば、やはり被害者としても淳くんと少年Aは、結びつきやすくなっていたのです。

数字の謎。第二挑戦状のうち、一枚目の右肩には「9」の文字が入っていました(筆跡は少年Aのものとは異なります)。これは「Aにとっての被害者が淳くんで9人目という意味だ」などと、まことしやかに説明されましたが、少年Cが単に、4とか9とか13といった不吉とされる数字が好きだっただけでしょう。「懲役13年」とかね。「今から9年の間に、14個の純粋な魂を取らなければならない」という「Aの論理」とされたものもありました。これも「9」と、4 では少なすぎるので「14」です。

事件の直前、CがAに殴られたのも、わざとAが殴るように仕向けたのではないか思います。結局それによりCは「非常に怯えて」転校することになり、もとの中学校とはメデタク?無縁の人となりました。転校したのは5月22日だそうですが、事件当時のCに時間が充分あった可能性は高いです。

また、この喧嘩により、CはAの被害者となり、その後どんな嘘を言っても、疑いの目を一切向けられないですむようになりました。少年Aに関する嘘の出所が少年Cだと指摘する人は多いのですが、それらのうちの誰も、Cが真犯人であるなどとは疑っていません(これは彼らが「黒いポリ袋を持った中年男性こそ真犯人だ」と考えているからでもあります。ポリ袋の男性に関する私の考察はこちら)。

そうそう、弱点がもう一つ。少年Cが真犯人であるのかどうか、事件当日のアリバイなどがCにあれば、この説はすぐさま消えてしまいます。それにもう、捜査や審理が再開されることもないでしょう。しかし、少年Cが単なる虚言癖に過ぎなかったとしても、なぜそこまでしてAを陥れようとしたのかとは、本人の口から聞いてみたい気はしますね。「だっておもしろかったから」なんて、サイコパスの王道チックな答えだったりしてね。

少年Aは、自分の逮捕に際してCが果たした役割に気づいていたでしょうか。少年院での面会の折り、事件のことを訊ねる母親にAは「知らないほうがいいこともあるやろう」と告げたといいます。「知らないほうがいいこと」とは何なのか。少年Cのことかもしれないと、思ったりもするのです。

「少年A」この子を生んでの中で、Aの母親は、少年Cのことを以下のように記しています。

Aが殴った友達は、1、2年頃からAと付き合っていた、おとなしい、いい子でした。
家に来たときも、すごく明るい感じで、Aの親友とばかり私たちは思っていました。

その親友は、事件の遥か昔から、少年Aの悪口を広めていました。考え抜かれた計画を見事にやってのけ、少年Aを徹底的な破滅へと追いやることに成功した当人であるかもしれません。だとしたら、まさに「ノーマルに見えるモンスター」というわけです。

少年Cは、少年Aのことをもう諦めたのでしょうかね? 諦めてないとしたら、もしもまだAの人生を破壊してやろうと思っているのだとしたら、Cにはもう一度チャンスがあります。もし仮退院したAの周囲で猟奇殺人が起こったら、10人が10人、Aの仕業だと思うでしょう。あの事件は、ほんとうにAのやったことなのか、Aにできたことなのか、一人一人がもう一度、考えてみる必要があると思います。

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コメント
 
1. 管理人さん 2015年6月29日 20:49:38 : Master
コメントできるようになりました。2015/06/29 20:49

2. 2016年2月20日 15:12:42 : 0bUoaBwJhI : wFOOSyOf57E[1]
鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(9)【親友はサイコパス?】
http://www.sweet-cupcake.com/sakaki_friend.html

消されてる↑

最近また騒がしくなってるが、知れば知るほど実に奇妙な事件だと思えてきた。
さっき某掲示板にもタイトルだけ紹介しといたんだけど
少年Aと親しかった少年Cとは全く別の同級生(第三者)の証言&分析ブログが非常に興味深いのでリンク先を載せる。
「猫の舌を収集してる云々」たらいうCの証言は捏造だったんだ。
彼の方がサイコじゃないか。

兵庫県警ヤバすぎる。
後ろに誰がいるんだか。
誰が「絶歌」を書かせたんだか。

PBR > Quote > 神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗は本当に少年Aなのか?

 2012.05.28
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/2
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/3
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/4
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/5
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/6
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/7
http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/8701/8

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こちらも凄いので全文紹介する。引用元の「不思議ナックルズ」は削除。

生邪心

酒鬼薔薇事件に隠されたもの

2007-04-30 03:04:20 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/makkana/e/056b966a202d9e2b7b0697a6f08f4d3f

◆「不思議ナックルズ vol.10」が酒鬼薔薇事件の真相に迫っている。
けっこう根深いものがあるようで、事件当時に報道されたことや高山文彦の本に出ていることや、草薙厚子の本に出ていることは、すべて信用しないほうがいい。明確に間違っている、あるいはワザとウソを書いている可能性があるからだ。さらにいえば、被害者の父親の本も、残念ながら信用できない。警察のいうことを鵜呑みにしているから。

◆少年Aの書いたとされる「懲役13年」という作文。あれは実は、少年Aの元同級生だった男子が書いたものらしい。少なくとも少年Aが書いた現物はなく、同級生が警察に提供した作文であることがわかっているという。もしかしたらこれも警察の捏造かもしれないけれど、調書によれば、同級生が提供したことになっているとか。

◆こうしたことは事件当時、まったく報道されなかった。それどころか、この作文を書いたのが少年Aであるとの前提で精神鑑定が行なわれ、裁判所の判断にも影響したということだから、まったくもって、ナンセンス。ろくに調べなかったなら裁判所は大馬鹿だろうし、わざとやったなら、この国民を欺くお芝居はいったいナンなの????

◆この同級生は、カナ〜リ怪しい。真犯人の可能性すらある。ならばこの子はなぜ免罪されているのか。某宗教団体の経営する中学校に転校したため、警察も手が出せなかったようだ。これについては「神戸事件を読む」という本にも出ていて、それによると、大阪の中学校らしい。それしかわからないけど、どこだろう。。。と考えて、最初は創価学会かと思ったが、たぶん違う。

◆なぜなら、もし創価学会が真犯人を匿っているなら、創価と敵対する(?)週刊新潮がそのことを攻撃してもおかしくないから。それをしないということは、少なくとも新潮社と敵対する宗教団体ではない、と考えていいだろう。

◆新潮社といえば、事件当時に少年Aの顔写真を掲載したり、高山文彦にウソを書かせたりした出版社だ。つまり少年Aが犯人であることを早い段階で確定的に報じていた出版社だ。つまり、真実を隠したい。。。それだけを願っていた出版社だ。。。といえるのではないか。

ということは。。。

◆そんなことを考えながら、新潮社について調べていたら、新潮社の名物編集者・斎藤十一について、こんなことがわかった。

>一高受験失敗の衝撃から休学して家出し、南総の寺で1年間修行。
>のち、ひとのみち教団(現在のPL教団)信者の父によって家に連れ戻され、
>十一自身も同教団に入信。
>同じ信仰を持つ新潮社創業者佐藤義亮の四男佐藤哲夫と
>親しくなったのが縁となり、義亮の孫佐藤亮一(のち新潮社会長)
>の家庭教師となる。
( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%8D%81%E4%B8%80 )

◆ああなるほど、PL教団って大阪の宗教団体だよね。
名物編集者だけでなく、そもそも創業者がソレモンだったんだ。。。
◆ ということで、私の中では謎が解けてしまったけど、真相はいかに?


3. 2018年6月23日 14:57:00 : pGRVuFczu2 : yXfc9bAPzjw[2]
大摩邇(おおまに)

2013年06月19日21:13

カテゴリtacodayoのブログ

神戸連続児童殺傷事件とハープーン対艦ミサイル
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1782860.html

tacodayoのブログさんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/6393227.html(★削除)

<転載開始>

神戸連続児童殺傷事件とは、1997年5月27日、神戸市須磨区の11才の小学生、土師 淳(はせ・じゅん)君が酒鬼薔薇聖斗(さかきばら・せいと)と名乗る犯人グループに殺害され、胴体から切断された首が容疑者とされた少年の通学していた中学校の正門前に置かれた猟奇殺人事件を頂点とする一連の幼児連続殺傷事件です。
犯行声明文が送り付けられた“劇場型犯罪”でもあり、警察が中学生を逮捕したことで国民に大きな衝撃を与えた有名な事件です。
●しかもそれが世紀の冤罪事件だということでも非常に特異な事件です。

(イメージ画像削除)

[事件の背景]

image
潜水艦発射型ハープーン・ミサイル(クリックで拡大)

●川崎重工神戸が改良した、開発元の米国マグダネル・ダグラス社も驚く?潜水艦発射型ハープーン対艦ミサイル。
●その機密を欲したロスチャイルド=イギリスがライセンス料惜しさに指示したと考えられます。
●主犯格の男性はDIA(米軍国防情報局)または同時にCIA所属に所属する、マインドコントロールされた朝鮮系軍人です(米国籍:朝鮮戦争時の戦争孤児で米軍に育てられる)。
●容疑者とされた少年の父親は川崎重工の潜水艦の電気技師だったのですが、「少年の無実を晴らしたいなら機密をよこせ」と脅すため、また川崎重工と他の社員、さらには日本政府を脅すために実行されましたが、犯人グループが防衛機密を手に入れたかどうかは不明です。(以下略)


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜


NAVERまとめ

神戸の「酒鬼薔薇聖斗」事件の少年Aが冤罪である根拠まとめ
神戸の酒鬼薔薇聖斗が冤罪であると言われる根拠をまとめました。

更新日: 2014年04月26日

この記事は私がまとめました

ironsandさん
https://matome.naver.jp/odai/2135125485498707001(一部引用)


一言でいうと


 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●少年Aが犯人であるという証拠は自白しかなく、逆に少年Aが犯人ではありえない

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 という証拠は大量にある。

  〜〜〜〜〜〜〜〜

神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)は、冤罪である。

3頁目
https://blog.qetic.jp/archives/8702/3(一部引用)


(略)●これを読んでいるみなさまのために、A少年が犯人ではないという決定的な証拠を一つご紹介します。


●立花氏が大学生でもそうそう書けないと言った声明文「懲役13年」にはダンテの『神曲』から文章が引用されていました。以下です。

 ●「人の世の旅路の半ば、ふと気がつくと、俺は真っ直ぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでいた」

 ●これについて精神鑑定ではA少年は「直観像素質者」であり、一度見たものは脳に記憶し完全に再生することができる特殊な能力を持っているとしており、A少年は本屋でダンテの『神曲』を立ち読みしたことになっています。しかし、この『神曲』の訳は古い訳(壽岳文章訳)であり、すでに書店に並んでいる『神曲』は新訳本のみだということなのです。A少年が「直観像素質者」だったとしても、ではどのようにして古い訳の『神曲』を見ることができたのか・・・。●ありえない話だと思います。(以下略)


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