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(回答先: 【神戸児童殺傷事件】事件前に戻れないと痛感 土師淳君の父がコメント(共同通信) 投稿者 てるじ 日時 2004 年 5 月 23 日 22:52:38)
土師淳君の命日…今後も元少年の情報を、と父が手記
読売新聞 5月23日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040523i212.htm
神戸市須磨区の連続児童殺傷事件で、土師淳君(当時11歳)が当時少年の男性(21)に殺害されてから24日でまる7年を迎える。
今年3月、男性が関東医療少年院(東京都府中市)を仮退院してから初めての命日に、淳君の父守さん(48)は「今後の男性の状態を見ていくことが重要。正式退院後も法務省は男性の情報を開示してほしい」との心境を弁護士を通して明らかにし、手記を寄せた。
土師さんの手記は次のとおり。
◇
淳がいなくなってから7回目の5月24日が巡ってきました。時間のたつのは早いもので、もう7年になるのかというのが本当の気持ちです。そして、事件以前の生活に戻ることは絶対に不可能であるということも痛切に感じています。
今年3月10日に元少年が仮退院しました。当日午前10時42分に、関東地方更生保護委員会の担当者から、事前の説明通りに、元少年の仮退院情報、及び、非常に大雑把(おおざっぱ)ではありましたが居住地情報が私たちに通知されました。それに先立ち昨年5月以降、そして仮退院後も含めますと、関東医療少年院及び関東地方更生保護委員会の方から計5回説明を受けました。少年事件における被害者遺族に対する情報開示という点で、これらの法務省の対応については高く評価しています。ただ、これらのことを、今回だけの特例とせずに、制度として早急に確立して欲しいと思います。
元少年が仮退院をしてから2か月あまりが過ぎました。保護観察期間中とはいえ、実社会に出て生活を始めたわけです。少年院の中とは全く異なった生活を送っており、その間にも彼の状況は変化しているものと想像されます。それらの情報についても、私たちは知りたいと思っていますし、保護観察中だけでなく、本退院後も説明してもらえるよう要望していきたいと思います。
現在、私は「全国犯罪被害者の会(あすの会)」に所属しており、また、「ひょうご被害者支援センター」の役員もしています。今後も微力ではありますが、犯罪被害者の権利確立と支援の両面から活動を続けていきたいと思います。 土師 守
(2004/5/23/20:13 読売新聞 無断転載禁止)