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(回答先: 「捜査費、幹部が私的に流用」 福岡県警元警部が証言(朝日新聞) − 内部告発が全国化する兆しか 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 05 日 23:17:28)
http://www.nishinippon.co.jp/kyushu_flash/kyushu_flash.html
北海道警などで表面化している警察の捜査費不正流用疑惑に関連し、福岡県警の元警部が5日、西日本新聞など報道各社の取材に応じ、県警銃器対策課に在籍した1995年度〜99年度、裏金づくりにかかわったと証言した。架空の捜査協力者への謝礼を装うなどして会計処理し、5年間で7000万円を超える捜査費について「本来の目的に使われず、幹部の交際費などに流用された」と指摘した。
証言内容はこれまでに各地で明るみに出た裏金づくりの手口と酷似しており、組織ぐるみの捜査費流用が全国の警察で行われていた可能性をあらためて浮き彫りにした。
元警部は現在50代。2001年3月に退職した。裏金づくりにかかわったとしているのは銃対課庶務係長(警部補)だった5年間。自ら作成し、廃棄せず保管していた「裏金受領簿」や内部資料に基づき、説明した。
証言によると、捜査協力者への謝礼などに充てられる報償費や捜査に伴う旅費として銃対課に交付された総額は当時、年間約1500万円。国や県から県警会計課を通じて交付された。元警部はこの全額について、捜査員に架空の精算書を書かせるなど書類上支出の帳尻を合わせて裏金化。銃対課ナンバー2の次席が現金を金庫に入れ保管していたという。
プールされた裏金は、課長の裁量で経費や事件打ち上げの飲食代などに充てられたほか、警察庁幹部に対する接待費に流用。「課長や次席は(ヤミ手当として)月々5万―20万円受け取っていた」と語った。課長が異動する際には「せんべつ」と称し、支出しなかった裏金のほぼ全額を受領した、とした。手口は各部署とも同じで、会計課が主導しマニュアルも引き継がれていたという。