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(回答先: 福岡県警:裏金作り、証拠書類を巧妙に偽装 [毎日新聞]【こういうことは巧妙にできるようだ(笑)】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 06 日 16:22:17)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news001.html
福岡県警の元警部が銃器対策課に在職時、捜査費の不正流用にかかわったと証言した問題で、同県警は六日、週明けに専従チームを発足させ、本格調査に乗り出すことを決めた。当時の関係者から事情を聴き事実確認を急ぐ一方、元警部が公開した内部資料についても分析する。警察の裏金疑惑は北海道警など各地で表面化、警察庁も予算執行の適正化に向けて動き出しているが、内部告発に応じる形で、県警がこうしたチームを立ち上げるのは異例。
元警部は一九九五―九九年度、庶務係長として県警本部銃器対策課に在籍(二〇〇一年三月に退職)。この間、国や県から交付された捜査用報償費や旅費について、架空の捜査協力者への謝礼を装うなどして会計書類を偽造。少なくとも約六千六百万円に上る裏金づくりにかかわった、などと証言した。五日、西日本新聞など報道各社の取材に応じた。
証言内容は、これまで各地で明るみに出た裏金づくりの手口と酷似。五日には、静岡県警が約九百四十万円に上るカラ出張を全国で初めて認め、旅費約五百十万円を返還する方針を打ち出した。警察庁も北海道警の疑惑を契機に「予算執行検討委員会」を設置、事実解明に動き出している。
福岡県警の調査チーム発足はこうした全国的な情勢を受けたもので、捜査費流用が組織ぐるみで行われていたという疑惑に答える必要があると判断したとみられる。
調査チームは総務部内に設置。会計課を中心に各課からメンバーを集め専従態勢を敷く方向で検討している。元警部にも接触を図り、廃棄せずに保管していたという「裏金受領簿」や内部資料の記載金額などについて真偽を確認したい考え。
県警幹部は「現時点では疑惑の詳細については不明だが、県民の不信感を解消するためにも徹底した調査を行い、何らかの結論を公表したい」としている。
■8日緊急の警察委員会
県議会
福岡県警の元警部が、現職時代に捜査費を不正流用したと証言した問題で、同県議会は八日午前、緊急の警察委員会(松尾統章委員長、十一人)を開き、県警に事実関係を確認したうえで県民へ説明するよう求めることにした。
警察委員会は、県警の警察官二人が、女児連れ去り事件や県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された不祥事を受け、五日昼すぎに開催を決めた。
直後に裏金疑惑が表面化したため、委員から「各地で同様の疑惑が出ている中で福岡県警の自浄能力が問われる」「裏金疑惑に関しても県警の説明と情報開示を求めたい」などの声が噴出。広畑史朗県警本部長にも出席を求め、議事にはなかった捜査費の流用問題も取り上げ、早急な実態解明を求める方針だ。