現在地 HOME > 掲示板 > 地域8 > 589.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 差し止め求め提訴へ/辺野古沖ボーリング反対派弁護団、年内にも[沖縄タイムス] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 12 月 02 日 23:46:54)
ボーリング地質調査のため設置されたスパット台船とボートから調査中止を訴える反対派=11月21日、名護市辺野古沖海上
名護市辺野古海域での普天間飛行場代替施設建設に向けたボーリング地質調査について、同調査に反対する住民と支援弁護団は11日、那覇市内で会議を開き、国を相手にした調査差し止め訴訟を、今月27日に那覇地裁に起こすことを決めた。原告を名護市漁協の組合員や同市民、県民などから募り、50人ほどの参加を見込んでいる。1996年の返還決定から、普天間飛行場移設そのものを問う訴訟は今回が国内で初めて。米国では、辺野古沖に生息する天然記念物ジュゴンの保護を求める「ジュゴン訴訟」が連邦地裁で争われている。
この日の会議では、ヘリ基地反対協や平和市民連絡会、辺野古海上基地建設反対弁護団のメンバーらが協議した。訴訟の内容として、ボーリング調査の作業により、漁業権や環境権、平和的生存権が侵害されると主張し、国に差し止めを求めていく方針を確認した。また、弁護団も県内外合わせて30人ほどになっている。
原告参加予定の金城祐治命を守る会代表は「(掘削作業で)スパット台船がサンゴを破壊した結果を見ても、施設局は軽微な被害としか言わない。本当にそうなのか世間に訴えたい。ボーリング調査を進めさせるわけにはいかない」と語った。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「辺野古の豊かな海の自然と文化を破壊し新たな基地を造ることは許せない。アセスの対象とせずにボーリング調査をする不当さを法廷で追及したい」と語った。
また同代表は基地の県内移設に反対する県民会議(山内徳信共同代表)などと連携し「新たな基地建設に反対する幅広い県民の支援を得たい」と話した。
差し止めでは仮処分申請の方法もあるが、弁護団は「仮処分申請では十分な主張ができないまま認められない場合がある。訴訟で公開審理の場で訴えたい」との考え。
施設局は11月16日からボーリング調査に着手。来年3月までにすべての掘削作業を完了させる方針だが、調査全体の作業が当初予定より大幅に遅れており、来年度までずれ込む可能性もある。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/041212a.html
辺野古沖調査差し止め27日に提訴/基地違法性訴え
米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴う名護市辺野古沖のボーリング調査について、差し止め訴訟の準備を進めていた反対派住民と弁護団は十一日、那覇市内で会議を開き、那覇地裁に二十七日に提訴する日程を確認した。原告には、現場海域に漁業権を有する漁師や辺野古を含む久志地区の住民ら県内の五十人を予定。住民側は訴訟を通して、国に対し新基地建設の違法性を訴え、全県民的な支持を得たいと考えている。
訴訟で住民側は、ボーリング調査自体が自然環境の破壊だと訴え、ジュゴンがすむ辺野古沖の自然を共有する権利や漁業権の侵害を主張する。今回の請求は調査差し止めだが、工事が強行された場合には、新基地建設に関するさまざまな手続きで違法性を主張し、法廷闘争に持ち込む考えだ。
弁護団の池宮城紀夫団長は提訴について「辺野古沖の自然破壊をさせず、新基地建設を許さないことが柱。八割以上の県民が反対するのに、なりふり構わず調査を進める国の違法性を裁判で追及していきたい」と話している。
「さんご礁破壊」東京で反対集会
名護市辺野古沖への米軍普天間飛行場代替施設建設に反対する市民団体による「沖縄・辺野古への海上基地建設を止めよう」集会が十一日、渋谷区内の公園であり、建設予定地で行われているボーリング調査の中止を訴えた。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなど二十八団体の実行委員会が主催し、約二百五十人が参加。命を守る会の金城祐治代表らが、電話を通して、現地でのボーリング調査の状況を報告。各団体の代表らは「調査によってさんご礁が破壊されている」と訴えた。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200412121300.html#no_4