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以前、作家の五木寛之さんが、「自殺者数(2万人)は交通事故の死者(1万人)の約2倍に達する」と書かれていました。
さて、次の表は、警察庁が発表する自殺者数の推移です。
最近は5年連続で3万人を超しています。
バブルが弾ける前の1986〜88年の自殺者数は、かなり高い水準だったことに驚きました。
バブル崩壊後の5年間、自殺者数は、むしろ低水準でした。
自殺者数と相関関係の深いものを探してみました。株価、GDPなどは、あまり相関しません。
もっとも相関するのは、失業率のようです。
注目すべきは、1998年です。この年の自殺者数は、34.7%も増加して、初めて3万人を突破します。
自殺の研究には、同年に何が起こったかを解明することが必要です。
同年、失業率は0.7%も増加して、4.1%に達します。0.7%も増加した年は、他にありません。
倒産も多く、おそらく、苛酷なリストラが実施されたのでしょう。
失業率自体も重要ですが、失業率の変化も自殺者数に相関するような気がします。
2003年の自殺統計が発表されるのは6月ですが、3万人は超えるでしょう。
しかし、2004年2月の失業率は、5%まで改善されています。
◆◆今年(2004年)の自殺者数は、3万人を割る可能性が高いと予想します。◆◆
◆◆ 日経平均も12,000円台が定着しそうだし、世の中は明るくなってきました。◆◆
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