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(回答先: 美浜事故調査で不備指摘 原子力安全委が保安院に (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 11 日 18:50:16)
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/03/14/k20050314000010.html
関電 美浜事故対策案再提出へ03/14 06:53
11人が死傷した美浜原子力発電所の事故をめぐり、国から再発防止策の再提出を求められていた関西電力は、来月から原子力以外の職員や外部の専門家を主体とする「品質安全委員会」を新たに設けるなど27項目の対策案をまとめ14日、国の事故調査委員会に提出することになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/03/14/d20050314000010.html
この事故は去年8月、福井県にある美浜原発3号機で、長年、点検項目から漏れていた配管が壊れて蒸気が噴き出し、作業員5人が死亡、6人がけがをしたものです。関西電力は今月はじめ、国の事故調査委員会にいったん、再発防止策を示しましたが、委員会から「企業体質の改善が必要なのに具体性がなく総花的だ」などと指摘され、対策の再提出を求められていました。これを受けて、関西電力は再検討した結果、▽来月から原子力以外の職員や外部の専門家を主体とする「品質安全委員会」を新たに設けるほか、▽現在、大阪の本社にある原子力事業本部を今年秋ごろまでに福井県に移転させ、▽監査の担当者も発電所に常駐させるなど27項目の対策案をまとめました。関西電力では、こうした対策を平成18年度までに実施に移すとして14日、福井県で開かれる国の事故調査委員会に提出する予定で、対策が十分かどうか委員会の場で再び議論されることになります。
2005年03月14日15時01分
昨夏に11人の死傷者を出した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出事故で、経済産業省原子力安全・保安院は14日午後、関電の事業者としての自覚不足や経営層の管理ミスを指摘した最終報告書案を、福井市で開く総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)・事故調査委員会に報告した。同社の合理化策が事故の背景にあったと判断。定期検査期間を短縮するなど、安全を軽視して「工程優先と現場に誤解を与えかねない風土」の排除を求める方針も明らかにした。
検査漏れから事故を起こした破損部位は、90年に検査台帳を作った時、登録から漏れた。もとになった管理指針は関電が作ったが、関電は三菱重工業に検査台帳を作らせた際、指針に従うよう明確には求めなかった。三菱重工は、関電から委託を受けた調査研究の段階では破損部位を検査対象にしておらず、その後にできた指針で関電が対象に入れたことから三菱重工が混乱した。
保安院はこの点について、関電が、三菱重工と十分な知見を共有できていると思いこんでいた、と分析。三菱重工の管理にも問題はあったが、関電の対応が検査台帳からの登録漏れを生んだ一因になったと指摘した。
三菱重工や、96年に検査業務を引き継いだ関電子会社の日本アームは、新たな減肉現象が現場で見つかるたびに、それを反映させながら点検範囲を広げていた。このため、最初の登録漏れを疑う意識は希薄だった。
さらに関電は、修繕や改良工事で配管の形状や材質が変わっても、三菱重工や日本アームに十分な情報を伝えなかった。保安院は「一義的には事業者責任であることの自覚が不足」「関電自らが十分チェックしていなかった」と関電の管理の不十分さを指摘した。
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