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(回答先: 美浜原発事故、原子力安全委が保安院報告書批判〔読売〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 3 月 23 日 11:24:19)
http://www.asahi.com/life/update/0323/001.html
2005年03月23日07時09分
昨年夏に福井県で11人の死傷者を出した関西電力美浜原発の蒸気噴出事故で、経済産業省原子力安全・保安院は、電力会社の配管管理に国がかつて十分に関与していなかったという反省を、最終報告書案に盛り込む方針を22日、固めた。福井県も同日、こうした反省を教訓に国の責任を明確にするよう求める要望書を出した。
事故で破裂した2次系配管は、腐食や水流で肉厚がすり減る減肉について調べるべき部位だった。ところが、関電が90年に管理指針を作り、三菱重工業に検査すべき部位を記した台帳を作ってもらった際、対象から漏れた。その後も修正されず、肉厚は破裂するまで薄くなった。
保安院によると、今回のように減肉で2次系配管が破断する事故が米国のサリー原発で86年に発生し、蒸気と熱水で4人が死亡した。当時、米国の安全規制当局は事業者の事故対応に積極的に関与して安全対策を進めたが、日本では電力会社の管理指針について、旧通産省の専門家による顧問会で妥当性を検討しただけだった。減肉検査は事業者にゆだねられ、国の検査制度へ反映されることもなかった。
保安院は大幅な修正を求められている関電の再発防止策の再提出を待ち、30日にも最終報告書案をまとめる。この中で、サリー原発事故当時の対応を反省する姿勢を示す見込みだ。
ただ、安全規制の体制そのものについては、02年夏に発覚した東京電力の原発トラブル隠し後、大幅に改善されている。今後は検査制度の内容を充実させることで十分に対応できるという。
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