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(回答先: 核燃料供給 露・イランが協定調印 核開発疑惑「危険な協力」加速 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 28 日 05:38:03)
米が「見返り」検討 イラン核開発中止条件 英仏独に同調
【ワシントン=樫山幸夫】米政府はイランによる核開発を阻止するため、同国に核開発中止の見返りを与えるという欧州の方針に同調する方向で検討を始めた。イランの世界貿易機関(WTO)への加盟を支持するというのがその柱で、ブッシュ大統領が先に欧州を訪問した際、欧州側からこうした構想が伝えられた。これまでイランへの見返り供与を拒否してきたブッシュ政権にとって方針の変更となる。
構想はイランと交渉中の英国、フランス、ドイツの三カ国が取りまとめた。(1)イランが核開発を断念すれば同国のWTO加盟を認め、国際社会で活躍の場を与える(2)イランに欧州製航空機、エアバスや航空機部品を供与する−が中心となる。
マクレラン米大統領報道官によると、ブッシュ大統領は欧州歴訪から帰国した翌日の二月二十五日、ホワイトハウスに外交、安全保障政策の責任者を集め、この構想を検討するよう指示した。
報道官は二十八日に、「大統領は欧州でイランの核問題に関する欧州側のアイデアに十分耳を傾け、それについて考慮している」とし、大統領が欧州首脳との会談を受けて見返り供与に傾いていることを明らかにした。
ただし、イランが核放棄要求に応じない場合は欧州側が米国主導の強硬方針に同調することが条件になる見込みだ。また、米国は見返りに同調する場合でも、欧州三カ国とイランの交渉への参加は当面見送る構えだ。
イランの核問題をめぐっては、ブッシュ政権は問題の国連安全保障理事会への付託を繰り返し主張、見返りの供与には消極的姿勢を保ってきた。
大統領は、欧州歴訪中に英独仏首脳との個別会談も行い、記者会見では、外交的、平和的に解決する方針を強調していた。
イラン核問題は、開会中の国際原子力機関(IAEA)定例理事会でも主要議題となっている。
一方、同報道官は二十八日、ロシアとイランが前日に調印した核燃料供給協定についても、「われわれはイランが商業目的を装って核兵器を開発することへの懸念を長期にわたり表明してきた」と強い警戒感を示した。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/02int003.htm
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