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(回答先: Re: 「土地私有問題」は溶かすことができるはず。の確認です 投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 27 日 12:45:33)
最大多数の最大幸福さん、横レス失礼いたします。
はじめまして、ピカリンと申します。
あっしらさんのご説ともども拝見いたしました。
少し感じたことがありましたので、書かせていただきます。
あたしの地元では、お祭りが盛んです。
春祭りなのですが、区ごとにかなり盛大に行なわれます。
もともとは、田植えの前の豊作祈願とかそんなことが始まりであったのだと思います。
長老に話を聞くと、かつては(40年よりもっと前の話かもしれませんが)宿元(やどもと)と呼ばれる旦那衆が、区のお祭りの経費を全部持ったんだそうです。
100人単位の組員(それぞれの区の祭りにかかわるものは何々組と呼ばれてます)の、飲み物、食べ物、祭りにかかわる一切の経費を宿元が持ちました。(いまなら、1000万近いかも知れません)
いわゆる旦那衆と呼ばれる人たちは、いま思えば、不労所得者(左団扇で暮らせる人)だったんだろうと思います。
そんなことを思うと、不労所得そのものの良し悪しもさることながら、そんな不労所得者たちがお金の使い道を知っていたし、庶民の意識も今のようなお金のありようとは違っていたのではないかと思います。
(個人的な感覚でしかありませんが、言葉にすると、こうした振舞いは、慈善であるとか、救済であるとかとは、違う意識のような気がしております)
あっしらさんが、別のところで、開かれた共同体は国民経済主義の先にあるものだと明言されておられましたことと、今回最後におっしゃっておられた、
>あっしらさん
所有・占有の選択制にして、所有にこだわる人は、現在よりも重い固定資産税を支払うこともできるようにするという手もあります(笑)
↑の裏の意味として、こういう手段もあるけれど、考え方の問題で解決できるのではないかと暗示されているのかな?と、感じた次第です。
「溶かす」という言葉も、なかなか含蓄のある言葉だなと思いましたが、あっしらさんの投稿に通底するものがあたしの言った意味かどうかは、あっしらさんの弁を待ちたいと思います。
ありがとうございました。