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「私物化」の定義とは?
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投稿者 2000/12/31 日時 2004 年 5 月 13 日 09:48:10:wRpfKSXeKrtxU
 

(回答先: 間違えていたら指摘してください 投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 5 月 13 日 08:51:11)

鼻曲がりさん こんにちは
まず、以前の「無神論」についての私のレス内容に、「神にを利用した他者の労働の私物化」の
出発点について、噛み合わない部分があったことをお詫びしておきます。
私の読解不足だったようです。
さて

>以前の書き込みの中で「他者の労働の私有化」が否定されたら、ということで
>私は、すべて人が対等関係になり、そこでは尊敬される人がリーダーとして、
>社会を引っ張っていくと書きましたが。

>そのリーダーとなる人とは地域においては
>婦人会の会長であり、あらゆる地域の会長職であり、大中小を問わず会社の長であり、
>地方自治体の議員であり、県会議員であり、国会議員である。

>リーダーとなる人は
>人々が対等関係であったとき自然体としてその中でもっとも尊敬される人が選ばれると
>思いますが。不自然ですか?

については私の思想と全く同一です。常々そうあるべきであると考えております。

>次に土地の公有化ということですが、現在本当の私有化ですか?
>単なる譲渡権の私有化ではないですか。固定資産税というかたちで税金をとられています。
>それを言い換えると借り賃を払っているともいえます。もし税金を払えなくなったときは
>競売というかたちで処分され、自分の土地ではなくなりますから。

これも同意致します。私がその張本人だからというわけではありませんが(苦笑)
住民税を支払っているのに、土地を「購入」した人間にだけ「固定資産税」が課せされるのは
二重課税としか考えられません。
私のように大多数の一般庶民は「購入」したとは言え、「家賃」相当以上の「返済」を
抱え込んでいるのが現状です。「固定資産税」を課すのであれば、「賃貸」物件に居住する
住民にも「別の形の課税」を行ってこそ公平になると考えます。もしくは住民税への一元化です。

>また広大な土地を持っている、広大であり豪華な邸宅を持っている、それは自己の労働で
>得た資金ですか、そこには他者の労働の私有化があってこそ、それ等を持てたものと考えます。
>他者の労働の私有化が禁止されたとき、その豪邸をどのように維持していきますか。
難しいと思いますが。

何を以って「私有化」と定義するかでしょう。上記のようなケースは
@先祖が所有していた土地・建物の相続
A自ら起業し、自らの発想なり開発技術なり特許等を以って企業が成長し、雇用を拡大し
 富を得た結果
B普通に就職し、出世を果たし、高所得を得た結果
C芸能活動により頭角を現し、富を得た結果
Dトレジャーハンティングやオーパーツ、考古学上貴重な発見・油田開拓等により富を経た結果

まだきっとあるでしょうがざっとこんなものでしょうか?
この中で、「他者の労働の私物化」が介在するケースは「見返り=報酬=賃金」がなければ
別ですが、それがないことは考えにくいので「遡った@」+「発見時の富の分配を前提としたD」
のみかと考えますが、間違っていましたらご指摘下さい。

>他者の労働の私有化は必要悪という意見もありましたが。
>どのような場合必要悪になるのかという意見を聞かせてください。

私は「私物化の定義」によるとは言え、必要悪も何も「私物化」そのものが
現代ではあまり考えにくいと思います。


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