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(回答先: Re: 民主主義国家は多数派の「ワガママ」が“国策”になる政治制度 投稿者 真相ハンターK 日時 2004 年 4 月 26 日 22:35:01)
真相ハンターKさん、どうもです。
タイトルとした内容は最大の質問です。
>で、今回このスレッドが立ったのですが・・・私には
>「何が何でも、責任論を述べる奴はカスだ!!」としか思えない文章です。
スレッドの文章を読んで、そのような理解をされたことに大きな違和感を抱いています。
やり取りの経緯はスレッドの先頭に書いたURLを参照していただくとして、真相ハンターKさんが、
「私が切れたのは人質が解放されるとの情報が入り、当初の予定の正午を大きく遅れた、夜の報道番組での事です。
「現在の心境は?」との記者の問いに家族は
「まだ、解放との情報も無いのに心配に決まっている、政府は無責任、自衛隊の撤退もしてくれなかったし、総理との会談もしてくれない。もう要求の時間まで3時間しかない、どうしたらいいか分からない」と言う意味の事を感情的に乱暴な口調で答えました。
私はそれまでは、様々な噂も気にしていませんでしたが、この時「これは非道すぎる」と思った訳です。」(「Re: 気にかかったのは「ワガママ」ではなく人質家族の「義務」という部分です。」 http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/963.html )
と書いたことに応えたスレッドです。
そこで私が言ったことを約めて書けば、
『民主主義国家である日本では、誰もが自分の思いを表現する自由がある。
しかし、それが国策になりかどうかは別である。
ひとが表現された内容に賛否を表現することも自由である。
しかし、誰かが自分の思いを表現したことに「切れたり」、そういうことを言ったからといって非難する人は「カス」である。』
というものです。
>あっしらさんは民主主義を、多数派のワガママが”国策”になる制度と言います。た
>しかにそうです。それが判っているならば「多数派工作」を考えるべきです。
現在の国家社会を運営する政治勢力に興味はあまりありません。
多数派が自民党であってもまったくかまわないと思っています。もちろん、民主党でもかまいません。
それより、現状では、
『民主主義国家である日本では、誰もが自分の思いを表現する自由がある。
しかし、それが国策になりかどうかは別である。
ひとが表現された内容に賛否を表現することも自由である。
しかし、誰かが自分の思いを表現したことに「切れたり」、そういうことを言ったからといって非難する人は「カス」である。』
という考えが国民多数派になるほうがより重要なことだと思っています。
>つまり、たとえ一人になっても正論を唱え続けるという主張は、議論を無駄とする事
>であり、議論の場を否定する事です。それは、阿修羅というHPの存在意義を認めな
>いと言うのと同意です。あっしらさんはこの場(阿修羅)を否定するのですか?
たとえ一人だけの考えであっても自分が信じることを書き続けることのどこが、「議論を無駄とする事であり、議論の場を否定する事」だったり、「この場(阿修羅)を否定する」ことにつながるのですか?
>また、場合によっては、中立的立場で見ていた周りの人から支持されない意見が、意
>見として(相手に)勝った意見となると思っていますか?
議論の勝ち負けにはまったく興味がありません。
>議論の大切さは、かたくなに自分の主義主張を叫ぶのではなく、相手の意見の価値あ
>る所は受け入れ、自分の主張の修正すべき事は修正する事です。阿修羅のHPとはそ
>のような場ではないでしょうか?
別に、「かたくなに自分の主義主張を叫ぶ」ようなことはしていないつもりです。
『民主主義国家である日本では、誰もが自分の思いを表現する自由がある。
しかし、それが国策になりかどうかは別である。
ひとが表現された内容に賛否を表現することも自由である。
しかし、誰かが自分の思いを表現したことに「切れたり」、そういうことを言ったからといって非難する人は「カス」である。』は、私の考えとして譲れない線だから叫んでいるのです。
「カス」といった表現のどぎつさは別として、この主張のどこが問題であったり誤りなののかをご指摘ください。
>あっしらさんは、国民が多数決で選んだ政権与党が極悪な政党だったとして
>1 その政党が極悪という事実に気が付かないで、その党に投票した人
>2 選挙に感心が無く投票に行かなかった人
>3 その政党が極悪である事を知っていたのにもかかわらず、ほとんどその事を他の人に教えないで、自分の支持する政党に投票した人
>の責任の比率をどう思うでしょうか?
>上記のどこにも責任は無く、悪いのは極悪な政党だけと言う意見ですか?
現在の日本できちんと公約を掲げそれを遂行する政党という条件付きですが、「国民が多数決で選んだ政権与党」なら、それが誰かにとって「極悪な政党だった」としても、誰かが責任をとるという話ではないはずです。
その政党をどう評価したかに関わらず、否応なしに、国民のだれもがその政権与党が行う権力行使について「自己責任」を負うことになります。
自分が選択しなかった政治勢力が定めた法や権力の行使であっても、受け入れさせられるか罰を受けるというのが民主主義国家(日本)です。
>国家主義思想(右翼)の家庭に生まれた子供が家庭に反発して左翼過激派になり、罪
>のない警官を殺害しました。一番の責任者は?
>1 その子を育てた家族(親)
>2 殺人を起こした子供
>3 殺されるような弱い警官
>全ての責任は政府にあり、上記のどこにも責任は無いとの意見でしょうか?
刑法犯罪はそれを行った個人が「責任」をとらされるというのが現法体系の日本ですから、「殺人を起こした子供」です。
警官を殺したことで発生する賠償責任は、未成年の子供であれば親がそれを負うことになります。
警官を殺害した動機や状況によりますが、右翼の親でも、そのような我が子に誇りを持つかもしれないし、死んだ警官とその遺族に心から詫びそのようなことをしでかして我が子に激怒するかもしれませんね。