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(回答先: Re: Re:豊かな国づくりとは??? 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 5 月 22 日 08:41:26)
<国民はちゃんとした政治的判断をするためには、その能力に加えて、判断に必要な事実が公開 される事にが必要です。選挙において、誰に投票するかもひとつのの政治的判断です。会社を経営したり、社員となって働く場合にもそのような能力が必要になるでしょう。三菱自動車の欠陥隠しや、雪印食品の問題などは、その行為がもたらす破壊的結果についての予知能力がないか、適切な選択肢を選ぶ能力を持たなかったからでしょう>
「判断」する「癖」をつけさせるってのは?
子供(学校)のころから、社会人(会社) そして老後(町内会)に至るまで、完全な組織のシステムのなかで育ち、その組織体内においては安全(最近は?、本人は気がつかない)であると思い込み、飼いならされたおとなしい家畜・・他者の不幸な環境を見て、自身の幸福?な環境に感謝するのが、日本人の姿でもあるかと(もちろん全てでは無く)。 国(支配側)にとっては都合が善い(望ましい)。
危機感のない日本で育ち、自ら大きな責任を負う判断なぞ下したことの無い世代が、親となり教員となり子供達を「教育」する。 判断する人に従うだけの従順な、自立できない人たちを、どんどん造りだす悪循環。
自営・経営している方々は、日々判断の連続を余儀なくさせられている(嫌でも)。 判断に誤りがあれば自身(組織)に被害が被る。 よって責任は取らざるをえない(サラリーマン社長は別にして)。 危機感(時には命にかかわる)を持ち、繰り返される危機を回避するために、心を削って判断する。 判断慣れしている(零細は特に辛い・・笑)。 もちろん、責任の大きさを自覚している。
戦争は当然反対であるが、日本に徴兵制があれば、危機感・自己判断力を身につけることができるのに・・とも思う。 家族すら守ろうとの、意識の希薄な輩が続出することも無くなるような・・・。
家族はおろか、自分すら防衛できない未熟人が多数いるのが、情けないが日本の現況かと。
例えば山で遭難すると、生き残るための術を知らない故に、じっと座して死を迎えるだけ。
何とかしよう!何とか生き抜こう!と、頼らず 自分で考えぬく。 じたばたする。 眠れない日が続く。 それで、自身で考えぬいた最善の判断(方法)を実行する。 この自分の判断にて生き残ることができたら、「判断」が正しかったこととなる。 判断に責任を持つことの重要さを、肌で知る。 「可愛い子には旅をさせよ」とは、日本の昔からの教育方法でもあるが、今の親は「子離れ」が出来ない未熟人で、そんな可哀想ことは出来ない〜との思考・・・親こそ問題ありだな。
自分の頭で考え、判断・行動し、責任を持つ・・・責任転嫁をすることのない、こんな当たり前の
ことが、当たり前の現実となることで、自分にとり正しく有益な情報を選ぶことができるのでは
と思う。
先日、栃木のたてこもり事件報道をTVで観て、中継している背後でピースサインではしゃぐ連中をみて、ゆるい日本の姿を垣間見たように感じ、ふと思いました。